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受験当日に向けて30日前からの対策が重要! 感染症時代の受験家族の過ごし方と対策を医師が解説

マイナビニュース / 2024年12月19日 18時10分

画像提供:マイナビニュース

「免疫のケア※1」で健康に過ごせる毎日の実現を目指す「げんきな免疫プロジェクト」は、プロジェクトの一環として、いよいよ本格化する受験シーズンを目前に、総合内科専門医・大竹真一郎氏 監修の元、受験生および家族が行うべき、感染症の対策や免疫ケアの方法について紹介する。

○受験期の“トリプルデミック”や “同時感染”に注意! 30日前からの対策が重要

今年は例年に比べて流行している感染症が増加。インフルエンザは例年よりも1カ月早く流行しており、加えて今年は「インフルエンザ」「新型コロナウイルス」「マイコプラズマ肺炎」の3つの感染症が同時流行する“トリプルデミック”の注意喚起が高まっており、すでに複数の感染症に同時感染している人が現れている。

特に今年は潜伏期間が長いとされるマイコプラズマ肺炎が流行しており、2024年11月17日までに全国の医療機関から報告された患者数は、1医療機関当たり2.84人と過去最多を更新した※2。
○ウイルス潜伏期間も含めると、受験生・家族の感染症対策は30日前から徹底

受験生はもちろん、家庭内感染を防ぐために、家族の体調管理・感染症対策のあり方が問われている。

トリプルデミックと言われている「インフルエンザ」「新型コロナウイルス」「マイコプラズマ肺炎」のそれぞれの感染症ウイルスの潜伏期間は、インフルエンザが1日~4日間※3、新型コロナウイルスが3日~5日間※4、マイコプラズマ肺炎は2週間~3週間ほど。発症まで最大で21日ほど※5かかると言われている。

特にマイコプラズマ肺炎は潜伏期間が長いため、受験生は中長期的な対策が必要となり、受験本番日から逆算した場合、30日前からの感染症対策が重要になるという。

そのため、1月の全国共通テストや、2月の受験シーズンに焦点を当てると、すでに対策は本番を迎えている。

また、大竹先生によると「今年は10月が例年以上の暑さとなったことで、生活者がインフルエンザの予防接種を受けるペースが遅れている印象がある。さらに、ワクチン接種の繰り返しに生活者が疲れてきており、そのため接種率が低下してきている可能性もある」と述べていることから、今年ならではの対策や、今後できる新しい免疫対策も必要になってきている。
○受験生は免疫機能が落ちがち! 精神的ストレスと免疫機能には相関関係があるため受験シーズン要注意!

歯学部生を対象にした、「精神的ストレス唾液中のlgA分泌速度の関係」の研究※6によると、精神的ストレスが大きくかかる試験期間中は免疫機能が低下するという結果となり、精神的ストレスの大きさと免疫機能の低下は相関関係にあることが分かっている。

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