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ノートン、親子でサイバーセキュリティを学ぶ「小学生向けITセミナー」を開催

マイナビニュース / 2024年12月20日 22時2分

画像提供:マイナビニュース

ノートンは北海道・中富良野町立中富良野小学校にて、親子のITリテラシーの向上を目的とした特別授業「Norton 小学生向けITセミナー」を開催した。授業ではタブレット端末を活用し、児童たちの関心を引く内容で活発な意見交換が行われた。

このセミナーは、小学生と保護者を対象に、サイバー犯罪の危険性や正しいインターネット利用法を学ぶ特別授業として実施され、親子でのITリテラシー向上を目指したもの。中富良野小学校のタブレットを活用したICT教育の現状に即した内容で行われた。

中富良野小学校では、事前アンケートを基に4~6年生を対象とした授業が実施され、プレゼンやクイズを交えながらSNS利用の注意点や危険性について学んだ。授業を通じて、児童たちは積極的に意見を述べ、自分の個人情報を意識的に守る重要性を理解したという。

小学生のスマートフォン利用実態について、中富良野小学校の4~6年生89名を対象に実施したSNSに関する事前アンケートでは、4年生の64.3%、5・6年生の73.8%がスマートフォンを所有していることがわかった。

「自分のSNSアカウントを持ちたいか」という質問に対し、4年生では21.4%が「持ちたい」と答え、14.3%が「すでに持っている」と回答した。一方、5・6年生では「持ちたい」と答えた児童が41%、「すでに持っている」と答えた児童が27.9%と、デバイスの普及に伴いSNSへの関心が高まる傾向が確認された。

「オンライン上で知らない人とやりとりしたことがある」と答えた児童は、4年生の17.9%から5・6年生の41%へと大幅に増加。また、トラブル経験者は4年生では0人だったが、5・6年生では4人おり、外部との接触機会の増加がトラブル発生のリスクを高めることが示された。しかし、「トラブルに巻き込まれた際の対応策を知っていますか?」との問いには、多くの児童が「知らない」と回答した。

アンケート結果から、インターネットやSNSへの関心が高まる一方で、利用前にITリテラシーを身につける必要性が浮き彫りになった。便利なツールである一方、誤った使い方によりトラブルに巻き込まれるリスクがあるため、ノートンは、問題が発生する前にリスクを理解し、適切な対策を講じる重要性を強調している。
(早川厚志)

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