1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

『海に眠るダイヤモンド』鉄平の告白シーンは“神木演出”で長回しに 新井Pが語る名シーンの裏側と俳優陣の凄み

マイナビニュース / 2024年12月21日 15時0分

画像提供:マイナビニュース

22日に2時間スペシャルで最終回が放送されるTBS系日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(毎週日曜21:00~)。第6話で互いの気持ちを確かめ合い、視聴者を温かい気持ちにしてくれた鉄平(神木隆之介)&朝子(杉咲花)、賢将(清水尋也)&百合子(土屋太鳳)にも不穏な空気が流れ始めるなど、とにかく先が読めない本作。1950~60年代という一昔前の若者を情緒たっぷりに演じた俳優たちの演技や今後の展開について、新井順子プロデューサーに話を聞いた。

○神木隆之介&杉咲花、清水尋也&土屋太鳳の名シーンの裏側

これまでの反響について新井氏は「第6話の最後、鉄平と朝子のシーンの評判がものすごく良かった」と、海沿いで鉄平が朝子に自分の思いを告げるシーンを挙げ、「あの告白シーンは神木さんが、望遠で撮って、長回しでドキュメンタリーみたいにやりたいと提案してくださったんです。まさに神木演出ですね」と明かす。

オンエアでは短くなっているが「実は5分ぐらいずっと回していたんです」とワンカットの長回しで撮っていたというと「朝子が告白されて、まずカメラに背を向けるんですよね。そこも特に演出は入っていないので、杉咲さんが感じたままを表現して、多分涙がポロっと出てきたのだと思います。以前もそういうことがあって、杉咲さんが『すみません、泣いてしまいました。もう1回やった方がいいですよね』と監督に言っていたのですが、監督が『そのままでいいから』ということもありました」と裏話を披露。

また監督からカメラマンに「素人が撮ったような絵にしたい」という要望があったそうで、「あとは、いつ神木さんが朝子に『好きだ』というのは、本当にわからない状況のなか撮影が進んでいて、ずっと一連で撮っていました。放送上は短くなっていますが、いろいろなためらいなどが生々しく映っていたんです。神木さんも恋愛リアリティショーみたいな感じがいいと話していました」とリアルさを突き詰めた撮影だったという。

鉄平と朝子と同じく、視聴者から反響があった賢将の百合子へのプロポーズ。新井氏は「監督のなかに日常のなかでプロポーズしたいという狙いがあったんです」と明かし、「ドライでは向き合って普通に話をしていたのですが、本番では賢将が抱きしめようとすると、百合子が『やめてよ』みたいな押し問答のなかプロポーズする……みたいな流れにしたんですよね。そのあとに鉄平と朝子のシーンもあったので、2つのカップルの対比みたいなものを描こうという意図がありました」と説明した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください