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体の冷えからの風邪・感染症に注意! 冷えを改善する対策とポイント

マイナビニュース / 2024年12月23日 7時30分

画像提供:マイナビニュース

「最近、手足が冷える」「なんだか風邪を引きやすくなった」と感じることはありませんか? 冷え性を放置するとさまざまな健康リスクを招きます。今回は、日常生活で簡単に取り入れられる冷え対策を解説し、温かく健康的な体を目指すためのヒントについて愛晋会中江病院の中路幸之助先生にお伺いしました。

○■冷え性が起こる原因

――冷えが引き起こす健康リスクについて教えてください。

冷えが引き起こす健康リスクは多くあり、主なものは以下のものがあげられます。

1つ目は、体温を低下させ、それにより免疫細胞の働きを減弱させ、風邪やインフルエンザ・新型コロナウイルスなどの感染症にかかりやすくなること。2つ目は、自律神経の乱れを引き起こし、血行が不良となり、冷えがさらに増悪するなど悪循環の原因になること。3つ目は、体温が低下すると代謝も低下し、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病のリスクが高まること。また抜け毛や肌のくすみの増加などの美容への影響が出てきます。最後は、膠原病、甲状腺機能低下症、がん、アレルギーなどの病気の症状や原因になります。そのほか、頭痛、腰痛、不眠、肩こり、情緒不安定、月経痛や月経前症候群(PMS)などの不調を引き起こすとされています。

――冷え性が起こる原因について教えてください。

体の冷えにより基礎代謝が低下するため、体温が低くなり、冷え性が起きやすくなります。女性の場合は、ホルモンバランスの変化、特に月経時や更年期のホルモン変動が冷え症を引き起こすこともあり、月経時の血液の不足や卵巣の機能の低下も冷えの原因となります。鉄分不足は特に生理のある女性で見られます。また、ダイエットなどが原因で鉄欠乏になり、冷え性や全身倦怠感を引き起こすこともあります。

さらに、姿勢の悪さ、長時間のデスクワークでの骨盤のゆがみなどが下半身の血行不良を引き起こしたり、ストレスや不安が原因で血行不良が起こり、冷え性を引き起こすことも。自律神経のバランスの乱れによって、血流が滞り全身に熱が送られなくなります。エアコンなどの季節に関係ない快適な室内環境も自律神経の乱れを引き起こし、冷え性の一因となります。そのほか、喫煙により血管が収縮しやすくなり、血行不良が起こり、冷え性の原因となります。
○■冷えの対策方法は?

では、冷えを防ぐためにはどうしたらよいのでしょうか? 日常生活で出来る対策方法について聞いてみました。
○規則正しい食生活を

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