ダイタク、体重差拡大で双子ネタがギリギリ!?「差が広がりすぎる前に『M-1』に行けてよかった」
マイナビニュース / 2024年12月22日 7時0分
――『M-1』から解放されるのも楽しみにされているそうですね。
大:『M-1』は神経すり減るので、それがなくなるというのは安堵感です。芸人の第1章が今の人たちは『M-1』なんです。15年間が第1章になったら、大卒で始めた人は38歳ですから、『M-1』を目指すのはいいけど、最終目標にするのはよくないと思います。
拓:『M-1』を目指さない芸人の方が今後勝てると思います。本当に狭き門で、行けなかった時のリスクがデカすぎるので。『M-1』以外で世に出る、有名になることも考えた方がいいと思います。
大:商売やったり、YouTubeで金稼いだり、何でもいいと思います。だって『M-1』で決勝に行けるのは0.1%ですから。
――お2人も『M-1』だけに縛られないように意識されてきたのでしょうか。
拓:劇場の方が圧倒的に楽しいので。僕らは『M-1』は別モノとして捉えています。『M-1』では普段のライブではやらないネタをやっていますし。劇場で評価される世界をちゃんと作って、『M-1』でも評価される世界を作れたらなという感じです。
――『M-1』に感謝していることは?
拓:緊張感をずっと持てたことです。結局、目指すものではあったので、漫才をやるにあたってのモチベーションではありました。
大:『M-1』に行ったらもっと楽しいことができるなと。いろんな人に知ってもらって、大きな舞台に立てるようになったら、絶対その方が楽しいだろうなと思ったので、『M-1』も手を抜かずやらないといけないという思いは常にありました。
●双子でよかったこと「覚えてもらいやすい」「間とかテンポも強み」
――双子でよかったなと感じる瞬間も教えてください。
大:やっぱり覚えてもらいやすいですし、無名な僕らでも、出て行って「双子でやってます」と言ったら、「この人たち双子なんだ」って。フリがいらない。「僕が40です」「お前は?」「一緒だよ」って言ったら、双子のフリが効いているから笑ってくれるじゃないですか。
拓:あとは、間とかテンポも強みだと思います。(NSCで)初めて講師の先生にネタを見せた時に、「お前らどこかの舞台とかに立ったことあるのか?」とか言われて、「何もやってないです」と。初めてでテンポや間がほぼほぼできていたので。
――ライブ前にほとんどネタ合わせしないそうですが、それでもできてしまうというのは双子ならではですよね。
大:兄弟の方は多いですよ。中川家さんもやすともさんもネタ合わせしないみたいです。
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