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北海道の千歳発、笑いと感動の「介護イベント」から介護という仕事を学ぶ

マイナビニュース / 2024年12月27日 7時2分

画像提供:マイナビニュース

千歳市及び近隣地域の介護事業所が参加する「第7回ちとせ介護グランプリ」は、サブタイトルに「~笑撃と感動、エンタメでつくるカイゴのミライ~」を掲げています。

介護とエンタメはかけ離れた印象ですが、このイベントがどのような内容なのか探ってみました。
クイズとプレゼンで介護の魅力を発信

NPO法人「ちとせの介護医療連携の会」が12月7日、介護技術の向上や事業者同士の連携を目的に「ちとせ介護グランプリ」を北ガス文化ホールで開催しました。

もともと介護技術を中心に「ちとせげんきグランプリ」として2017年開催し、第2回からは「ちとせ介護グランプリ」と名称を変更。

コロナ禍は一時中止するも、2023年に復活して、親しみやすく介護の知識が増えるクイズ形式にリニューアルされました。

今回の大会には、千歳や北広島、札幌の介護施設などの11事業所から17チーム・計34名が参加。

なお、「介護施設」とひとくちにいっても、その施設の種類や機能はさまざまです。

例えば、特別養護老人ホームは、常時介護が必要な高齢者が日常生活の世話や介護、機能訓練、健康管理などを受ける施設です。

一方、グループホームは認知症のある高齢者が少人数で共同生活を送る場所です。このほか、有料老人ホーム、ケアホーム、通所型のデイサービスなどがあり、施設ごとに職員の仕事内容も少しずつ異なります。
プレゼン王決定戦「わたしの職場自慢」

開会式の後には、全チームが「わたしの職場自慢」をテーマにプレゼンテーション王決定戦を繰り広げました。

制限時間は120秒。短い時間の中で、何をどのようにアピールするかが大切です。

審査基準は内容、独自性、熱意などで、病院長や介護新聞記者、介護福祉学校の校長など5名が審査員を務めます。

最初に登壇したのは、グループホームで勤務するチーム。ミャンマー出身の介護職員が、日本で働き始めた理由や職場の働きやすさ、そして帰国後の目標について語り、その熱い思いに会場全体の熱気も上がります。

昔話をアレンジして職場紹介をするチームや、異業種からの転職者が多く活気あふれる職場を紹介するチームなど、オリジナリティに富んだプレゼンが続きました。

ひときわ会場に笑いを巻き起こしたのは、「食事介助をすると自分の口も開いている」や「夜勤明けで自宅の玄関をノックしてしまう」など介護あるあるを盛り込んだチームでした。

介護クイズ王決定戦は予選から白熱

本大会に先立ち、参加した17チームによる予選が行われました。

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