1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. パソコン

Lunar Lake搭載の最新「New XPS 13」レビュー、デルの美意識を体現するフラッグシップモデル

マイナビニュース / 2025年1月3日 8時0分

高品質有機ELディスプレイで快適な作業が可能

ディスプレイには、2,800×1,800ドット表示対応の13.4型有機ELパネルを採用している。有機ELパネルということで高コントラストかつ鮮やかな発色が大きな魅力で、写真のレタッチや動画編集なども、本来の色をしっかり確認しながら行える。

ディスプレイ表面は光沢処理ではあるが、一般的な光沢ディスプレイに比べて外光の映り込みが比較的抑えられている点も嬉しい部分だ。また、タッチ操作にも対応しており、タッチによる直感的な操作も可能だ。

ただし、ディスプレイは最大で135度ほどまでしか開かない。もう少し深くまでディスプレイが開くと利便性がさらに高まるため、この点は少々残念だ。

なお、XPS 13では試用機に搭載されていたタッチ対応有機ELディスプレイだけでなく、2,560×1,600ドット表示、リフレッシュレート最大120Hz対応の液晶ディスプレイや、タッチ非対応の1,920×1,200ドット表示液晶ディスプレイも選択可能だ。

タイル型で段差のないキーボードは操作性で意見が分かれる

キーボードには近年のXPSシリーズで採用されているものと同じ、タイル状のキーを採用する「ゼロラティスキーボード」を搭載している。このキーボードは隣り合うキーとの間隔がほとんどなく、見た目にはかなり異質な印象を受ける。

ただ、キーピッチは約19mmフルピッチを確保しており、実際にタイピングしてみると見た目ほど違和感はない。キーとの間隔が狭いため、キーの端を触ると隣のキーに触れてしまうこともあるが、タイプミスが誘発されることはほとんどなく、主要なタイピング自体は特に大きな問題はないと感じる。

キータッチはやや硬めで、しっかりキーを押し込んでタイピングする必要があるという印象。個人的には軽めのタッチのキーボードが好みなので、少々疲れるかな、と感じたものの、好みの問題なので、キーの感触は量販店などで実機に触れて確認してみてもらいたい。

ただし、キーボードで気になる部分もいくつかある。例えば、カーソルキーの上下は1つのキーを半分に分割して実装しているため、かなり小さく操作しづらい印象。また、BackSpaceキーの右に電源ボタンを配置しているため、一部キーのピッチがやや狭くなっている点なども気になった。

さらに、操作性で大きく意見が分かれそうだと感じたのが、ファンクションキー列がタッチセンサーになっている部分だ。個人的に文字入力時にFnキーを多用することもあって、指の感触でキーの位置が判断できないタッチセンサーはかなり扱いづらく感じたが、普段Fnキーをほとんど使わないというユーザーにとっては、そこまで不便とは感じないかもしれない。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください