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【10年に一度レベルの年末寒波】エアコン暖房の無駄を防ぐ部屋づくりのポイントは? - 節電の基本をダイキンが解説

マイナビニュース / 2024年12月26日 9時31分

画像提供:マイナビニュース

ダイキン工業が節電に気を使いながらエアコン暖房を上手に使う方法を紹介している。
○"10年に一度"レベルの「年末寒波」到来

気象庁は12月19日に、北日本から東日本・西日本の日本海側などに「低温と大雪に関する早期天候情報」や「低温に関する早期天候情報」を発表した。12月28日頃以降、冬型の気圧配置が強まり寒気の影響を受け、かなり気温が低くなり、全国的に寒さが厳しくなる見込みだという。

冬の家庭における家電製品の中で最も多くの電力消費の割合を占めるのが「エアコン」。さらに、家計調査より、2人以上世帯で最も電気代が高いのが冬の1~3月期(2020年1~3月期から2024年7~9月期)。節電のためには、消費電力の割合が大きいエアコンを上手に使うことが重要となる。

○約7割が電気代を気にしてエアコンの使用控えを検討

自宅の暖房器具としてエアコンを使っている人を対象に「今年の冬は電気代を意識して、エアコンの使用を控えようと思いますか?」と質問したところ、約7割が「とても思う(27.3%)」「やや思(40.8%)」と答えた。冬の期間も多くの家庭でエアコンが使われているなか、エアコン使用者の多くがエアコンの使用控えを検討している状況だ。一般的に、冬は夏よりも電気代が高くなると言われており、冬の電気代に不安を感じている人が多いことがうかがえる。ただ、暖房器具の過度な使用控えはおすすめできないという。WHO(世界保健機関)は、寒さによる健康影響から居住者を守るための室温として18℃以上を強く勧告している。効果的な節電に取り組みながら、我慢せずエアコンを使うことが重要といえる。

○肌寒さを感じると設定温度を上げる人が7割超

エアコンは、暖房時に設定温度を1℃下げると10%の節電になるといわれている。これについて知っているかどうかを尋ねたところ、全体の約8割の人が「知らなかった」と回答した。

そんな中、今回の調査では冬にエアコン暖房使用時にも寒さを感じる人のうち、約76%は肌寒くなるとエアコンの設定温度を上げていることが分かった。エアコン運転中の肌寒さには、設定温度以外にもいくつかの原因が考えられる。例えば、室内の湿度の低下で体感温度が下がることや、暖かい空気は上昇し冷たい空気は下降する性質によって発生する「温度ムラ」で、足元に冷たい空気が溜まってしまうことなどが挙げられる。設定温度を上げた場合でも肌寒さは和らぎますが、エアコンの消費電力の増加につながる。設定温度を上げる以外にも肌寒さへの対応方法があることを意識することも大切。洗濯物を部屋干ししたり、加湿器や加湿機能付き空気清浄機を使ったりして加湿すると、体感温度を高められる。また、エアコンの風向を下向きにしたりサーキュレーターなどで空気を攪拌したりすると、足元に冷たい空気が溜まりづらくなる。こうした工夫は、エアコンの設定温度を必要以上に上げずに肌寒さを抑えることに役立つ。

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