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退職した職場の何が変われば戻って働きたい? トップ3は

マイナビニュース / 2024年12月26日 9時37分

画像提供:マイナビニュース

アイデムは12月25日、仕事探しに関する調査の結果を発表した。調査は2024年11月2日~12月5日、総合求人サイト「イーアイデム」を通じて2024年11月に求人に応募した会員400名を対象にインターネットで行われた。

○何が変われば退職した職場に戻りたいと思う?

求人に応募した人に、過去働いていた職場に「戻って働きたい」と思うには何が変わっているとよいかをきいた(複数回答)。全体では、「人間関係」が44.3%、次いで「賃金」が30.0%、「労働時間」が21.8%となった。「人間関係」は離職の理由でもたびたび上位になる項目である。企業側は、これら退職に至った理由を改善・解決していくことで、アルムナイ採用を促進できるかもしれない。一方で「戻りたいとは思わない」は18.3%となり、約2割は退職した企業の条件が変わっても制度を利用することはなさそうだ。

希望の雇用形態別にみると、「正社員」では「非正規希望の計」よりも「職場の設備」が12.5pt、「企業風土」が11.6pt、「業務量」が9.7pt高かった。設備を見直すことにより、業務負担が軽くなる見込みもあるので、企業は今働く人のためにも一考してもよさそうだ。

年代別にみると、「40代」「50代」の半数が「人間関係」を選択した。上司や部下との調整が求められやすい年代でもあるため、負担が大きくなってしまうこともありそうだ。「60代以上」では「知識や経験が活かせる仕事内容」が25.9%となり、他の年代と差がついた。定年再雇用に該当する人も多いので、現役世代だけでなくシニア層においてもアルムナイ採用のニーズがありそうだ。

○「アルムナイ」「カムバック制度」「出戻り制度」利用経験者は3.5%

求人に応募した人に、「アルムナイ」「カムバック制度」「出戻り制度」といった、一度退職した従業員を再度採用する制度に関して知っているかをきいた。全体では、「知っており、実際に利用したことがある」は3.5%、「知っているが、利用したことはない」は30.5%、「知らない」は66.0%となった。近年は耳にする機会も増えたが、全体での認知は高くなく、利用したことがある人も少ないようだ。

希望の雇用形態別にみると、「正社員」では「知っており、実際に利用したことがある」が9.2%、「知っているが、利用したことはない」が38.5%となり、「非正規希望の計(パート・アルバイト、契約社員・嘱託社員、派遣社員希望の計)」と比べて利用率も認知も高かった。

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