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2025年は生成AIとともに新たな成長フェーズへ‐日本マイクロソフト 津坂社長

マイナビニュース / 2025年1月6日 9時0分

セキュリティはマイクロソフトの至上命題です。2023年11月に導入した「セキュア フューチャー イニシアチブ 」は、マイクロソフト、お客様、そして業界全体のセキュリティ保護を推進しており、これまでに3万4,000 人のフルタイムエンジニアと同等の人員が関わっています。政府との連携を通じ、日本においても対策の強化に努めて参ります。
○AI活用の新たなフェーズへ

今年は、マイクロソフトにとって「生成AI 3年目」です。2023年にリリースしたCopilotは私たちのあらゆる製品に組み込まれ、どこからでも生成AIを体感できる「AIのユーザーインターフェース」として、とてつもないスピードで進化を続けています。日本のお客様やパートナー様、開発者の皆さまからいただくフィードバックは、日本語をはじめとする言語の品質改善など、Copilotの全体的な機能の向上に結び付けています。お叱りの声もお喜びの声もすべてが私たちにとってかけがえのないギフトであり、厚く御礼申し上げます。

今年は特にAIが自律的にタスクを実行する「エージェント」機能の拡充を掲げており、より広範な分野でビジネストランスフォーメーションを促進し、革新的な価値を生み出す起爆剤となるでしょう。高齢化、労働人口減少という社会課題を抱える日本にとって、生成AIは単にビジネスを効率化し、人々の生活を便利にすること以上のインパクトをもたらしうると感じています。

日本はAI活用が遅れていると言われがちですが、マイクロソフトにおける日本のお客様の導入は世界でもトップクラスです。効率化によって生み出された時間と労働力をイノベーション創出や新しい働き方の促進に再投資される先進的な事例も生まれています。AIで業務や組織構造を最適化するフェーズから、競争力や企業価値を高める新たなフェーズへ――私たちも共にさらなる進化を目指して参ります。
○日本のCopilotとして

マイクロソフトにはCustomer Zeroという取り組みがあり、あらゆる製品はお客様の手元に届ける前に社内で試して改良を重ねています。昨年、日本の社員のCopilotの使用率は世界でもトップクラスに輝くなど、役員から新入社員にいたるまで一丸となってAIスキルを磨き、業務改善と組織の活性化に励みました。こういった私たち自身の取り組みもソリューションとして提案しており、お客様からは経営者や役員が自らAIを使うことで組織での活用が一層進んだというお声も頂戴しています。

私たちは「地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする」というマイクロソフトのミッションに従い、大企業から中小企業、スタートアップ、政府や自治体、教育機関、民間団体、そして個人にいたるまで幅広いお客様の活動をサポートして参りました。製品、テクノロジー、そして社員ひとりひとりの力を結集し、日本マイクロソフトは皆様のCopilotとして、2025年もお客様、パートナー様、そして日本社会全体の発展に寄与すべく全力を尽くして参ります。

日本において半世紀近くにわたって活動を続けてきた歴史の重みと責任、そして今日まで支えていただいたすべての関係者の皆様への感謝の念を忘れることなく、今後も誠実に、ひたむきに、安心と信頼を寄せていただける企業であり続けられるよう業務に邁進して参ります。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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