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お年玉「現金で手渡し」が9割、キャッシュレス決済にしない最大の理由は?

マイナビニュース / 2024年12月27日 10時13分

画像提供:マイナビニュース

インテージは12月26日、「お年玉」に関する調査結果を発表した。調査は2024年11月22日~11月25日、15~79歳の男女5,000人を対象にインターネットで行われた。
○お年玉をキャッシュレスでもらいたい人が3割超

お年玉を「スマホのキャッシュレス決済」でもらいたいか聞いた(20歳以下)。その結果、30.5%の人がもらいたいと回答。2022年から調査を始めて、初めて3割の壁を突破した。ただ2年前からの推移は28.6%→27.4%→30.5%と急激には増えてはおらず、今後の推移が注目される。

○お年玉をあげる予定の人は4割超

「お年玉をあげる予定がある人」は46.6%と、昨年とほぼ同じ数字だった。2022年は新型コロナの余波が帰省などにも影響し、あげる予定はないが少し多かったが、ここ2年の傾向はかなり似ているようだ。

○お年玉の予算

お年玉をあげる予定はほぼ変わらなかったが、「予算総額の平均」はどうなっているのだろうか。こちらも24,775円で昨年から微減となっている。2023年調査では前年比6%増だったが、今年はあげる人同様にほぼ変化はなかった。

では、一体誰にいくらあげているのか。「1人あたりの金額ランキング」を見ると、小学生未満では「1~1,000円」、小学校低学年は「2,001~3,000円」が1位となっている。小学校高学年と中学生は「4,001~5,000円」が1位だが、中学生では割合が半数を超えてくる。高校生になると半数近くが「9,001~1万円」、大学生・専門学校生・短大生ではそれが3人に2人となっていた。もらう側の年齢が上がるにつれ、金額も上がっていく傾向がくっきりと出た。

○あげる人、9割以上は「現金での手渡し」を予定

「お年玉を渡す方法」も聞いた。20歳以下の3割がキャッシュレス決済でもらいたいと回答していたが、あげる側の気持ちとは、今年も大きな乖離が見られた。自分の子ども、孫、親戚の子どもにかかわらず、現金を手渡しと答えた人が、すべてで9割超え。スマホのキャッシュレス決済は1%程度で、振り込みの方が高いという結果も出ている。手間暇がかかっても現金でという気持ちは強いようだ。

便利なはずの「スマホのキャッシュレス決済を選択しない理由」を聞いた。現金の方がもらった実感がわく、が昨年に続きトップだった。2位の現金の方がありがたみが伝わる、も前年同様の順位だったが、39.8%と5ポイントもアップしていた。物価高などが生活を圧迫してくる中、お金を出す側の心情もくんで欲しいという心があるのかもしれない。3位以下の順位も変わってはなく、来年のお正月は現金をお年玉袋に入れて手渡しで、その目の前で子どもや孫が喜ぶという姿が多く見られそうだ。
(Yumi's life)

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