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データ主権要件に対応するソブリンクラウドと次世代AIサービスを提供‐日本オラクル三澤社長

マイナビニュース / 2025年1月6日 12時0分

日本オラクルは、政府・自治体システムのモダナイゼーションを目的としたデジタル庁のガバメントクラウド推進に注力しています。この取り組みの一環として、和歌山市様、愛媛県宇和島市様がOCIの採用を決定。群馬県富岡市様は基幹システム群を、OCIを基盤としたガバメントクラウド上で稼働しています。また、単なるクラウド提供にとどまらず、政府・地方公共団体の職員や支援パートナーを対象としたリスキリングや人材育成プログラムを国内で展開しています。OCIの優れたコストパフォーマンス、セキュリティ、そしてミッションクリティカル・システムでの豊富な実績を生かし、日本の自治体におけるクラウド活用の拡大を支援しています。

オラクルは、「Oracle Fusion Cloud Applications」と「Oracle NetSuite」にAI機能を強化し、迅速な導入、高い拡張性、多様なニーズに応える柔軟なSaaSソリューションを提供しています。Fusion Applications全体には50以上のAIエージェントを展開し、幅広い実世界のユースケースに対応します。

例えば、人事分野では従業員からの問い合わせをサポートし、財務では請求書承認を自動化、サプライチェーンではリアルタイムデータ提供や部品注文の自動化を通じて技術者を支援します。これらのAIエージェントは、人と協働する次世代ツールとして設計され、従来のAIを超える高度な機能を備えています。オラクルは生産性と業務効率を向上させ、ビジネス・プロセスの自律的管理を可能にします。これらのAI機能が本格化することで、お客様は戦略的活動に集中できる環境を実現し、ビジネス・アプリケーションの進化を実感できる年となるでしょう。

これらの取り組みは、10年間で日本国内での累計80億ドル以上の投資を背景に、「Oracle Cloud」の事業拡大を通じて実行していきます。日本におけるOCIの事業拡大に伴い、日本国内の現地サポートおよび運用チームの拡充により、お客様とパートナー企業がデジタル主権要件に対応するよう支援してまいります。

2025年2月13日には、「Oracle CloudWorld Tour Tokyo」を開催します。このイベントでは、AIを活用したビジネス価値の最大化方法や最新のクラウド技術、自動化による生産性向上について、業界のエキスパートから実践的な知識を直接学ぶことができます。「Oracle Cloud」のAIサービスやインフラ、アプリケーション、データベース、開発者向けツールを駆使したビジネス課題の解決方法を共有し、多くの皆様にとって有益な機会となることを期待しています。
今年10月に日本オラクルは創業40周年を迎え、4月には東京証券取引所上場25周年の節目を迎えます。この機会に、日本に根ざした企業活動をさらに推進するとともに、これまで支えていただいたお客様やパートナー企業の皆様へ心より感謝申し上げます。そして、次の40年に向けて、さらなる革新と成長を目指し、新たな決意で歩みを進めてまいります。
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025年は、日本企業の成長とイノベーションを支える基盤づくりに邁進する年です。変化に強い企業づくりをお客様と共に目指し、未来を切り拓いてまいります。本年も変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
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