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写真家はなぜMacBook Pro(M4)に買い替え、どこに驚いたのか

マイナビニュース / 2024年12月29日 13時45分

画像提供:マイナビニュース

本誌年末年始の恒例企画に、執筆陣がこの1年間で何を買ったかを白状……いや報告する企画がある。今年もその依頼が来て、カメラやレンズのほか、11月に買ったばかりのMacBook Pro(M4/14インチ、以下「M4」)を挙げたところ「それ別枠で紹介させてください」という、まるで冬のボーナスのような話が。

2018年モデルのMacBook Proから買い替えたら、いろいろな驚きが

これまで使っていたMacBook Pro(Mid 2018/13インチ、以下「Mid 2018」)が、この半年ほど絶不調。タッチバーのあたりが卵が焼けそうなほど熱くなり、バッテリーが100%でも1時間ほどしか保たなくなった。その原因が、Chromeの異様なCPU消費ということを突き止め、ブラウザはSafariのみにしたものの、卵が焼けそうな現象が時折発生。ファンは掃除機のようにうなり、そのせいなのかそうじゃないのか、モニターのバックライトの一部が切れたり戻ったりという状態になった。この間、サポートもチャット、電話、そしてジーニアスバーと随分お世話になった。オンラインでも担当者が遠隔操作してくれるので問題解決が早い。そして全部無料。このAppleのサポートの手厚さはなかなか他にないと思う。

ただし、無料なのは相談だけ。卵が焼けそうな現象は解決できず、バックライトはそもそも公式には修理が終了しているが、もし部品があっても10万円近くかかるという。発売から6年(僕目線でいえば2019年に購入しているので5年)で修理対象外とは、SDGsの時代に早すぎやしないか。でもこのまま調子の悪いMacBook Proを使い続けたら、僕の仕事が持続可能でなくなってしまう。もう新しいのを買うしかないか……と思ってAppleのホームページを開く。適当にスペックを選んで注文しようとしたら、通常すぐ発送してくれるはずなのに、予約受付中で発送が来月。何これ、どうなってるの?と思ったら、なんと新しいMacBook Proがその日に発表されたばかりだったのだ。グズグズしていた自分を褒めたい気持ちである。

本当はモニター16インチのM4 Maxで、メモリもストレージも大盛りだと読者の皆さんの興味を引くのかもしれないが、購入したのは前述の通り、小さいほうの14インチ。チップも松竹梅の梅というべきか、無印のM4だ。メモリも標準の16GBだが、ストレージは前のMacBook Proが512GBで苦労した(長く使うと謎に容量を消費されていく)ので、1TBに増量。キーボードは1998年に人生で初めて買ったコンピュータ・PowerBook G3以来、ずっとUS配列なので、今回ももちろんそれで注文した。色はスペースブラックに傾いたのだが、何かに紛れたとき見つけにくいのでシルバーに。

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