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2025年にチャレンジしたい新作タイトル! 発売前に過去シリーズを予習してみた

マイナビニュース / 2024年12月29日 16時0分

荒涼とした世界を、たった1人で旅する。その孤独感を美しく描いた「FAR」シリーズだが、2025年発売予定の「Okomotive」の新作『HERDLING』のトレーラーを見ると、全く新しい世界観が広がっていることが分かる。大きな違いは、大自然のなかを「奥」に突き進んでいくことと、不思議な生き物たちが旅の仲間になること。しかしながら、謎解き要素は健在のようで、「FAR」シリーズとはまた違うギミックでプレイヤーを楽しませてくれそうだ。

テンポの良さにのめり込む! 「和階堂真の事件簿」シリーズと新作『都市伝説解体センター』

最後にご紹介するのは、日本のインディーゲーム制作チーム「墓場文庫」が手がけるミステリーアドベンチャー「和階堂真の事件簿」シリーズと、2025年発売予定の新作『都市伝説解体センター』だ。

「和階堂真の事件簿」は、2020年にスマホゲームアプリとしてリリースされたシリーズ。1作目の『処刑人の楔』に続き、『隠し神の森』、『影法師の足』の3作品が展開され、2023年には追加エピソードの『指切館の殺人』を含むシリーズ全作を収録した、Nintendo Switch版とSteam版が発売された。

プレイヤーは主人公の和階堂警部を操作しながら、不可解な事件の解決に挑む。謎解きは、現場検証や聞き込みでヒントを探す「捜査パート」と、集めた情報を整理する「推理パート」の2つに分かれる。

筆者が特に楽しかったのは、「捜査パート」だ。作中では、集めた情報を「メモ」にセットすると、現場で調べられることや登場人物たちに聞けることが増えていく。例えば、事件現場の警察官から被害者の話を聞き、その情報をメモにセットして別の警察官に話しかけると新たな選択肢が追加され、被害者についてさらなる聞き込み調査ができるようになる。

こうして少しずつ情報を集めていくと、次第に事件の全容が明らかになってくる。パズルのピースを埋めていくような感覚に、気がつけば夢中になっていた。

「和階堂真の事件簿」シリーズでは、ステージごとに集めるべき情報の「数」が明示されているほか、新情報を得られる登場人物があらかじめリストアップされている。丁寧かつ親切なゲーム設計のおかげでテンポよくゲームが進むので、ミステリー作品や謎解きに苦手意識のある人でも安心して楽しめるだろう。

2025年2月13日に発売を控える「墓場文庫」の新作『都市伝説解体センター』も、「和階堂真の事件簿」シリーズのゲームシステムを一部踏襲している。怪異や呪物といった都市伝説の謎を解き明かすため、現場を調査しながら証拠を集めて仮説を立てていくのだ。

2024年10月にSteamにて期間限定で公開された体験版をプレイしてみたところ、聞き込み調査で得た新情報には「NEW」のマークが付いたり、次にどんなアクションを起こすべきかがリストで表示されたりと、より快適な操作感に仕上がっていた。そのほか、ピクセルアートで描かれるムービーシーンや個性的なキャラクター、リアリティあふれるSNS調査など、新たな魅力も満載だ。

もし、「体験版をやり逃してしまった!」「発売が待ちきれない!」という人がいれば、ぜひ今のうちに「和階堂真の事件簿」シリーズを履修しておくことをおすすめする。

今回ご紹介した3つのシリーズは、いずれの作品も1〜10時間程度でクリアできる。年末年始のちょっとした隙間時間にプレイを進め、2025年発売の新作に備えてはいかがだろうか。
(日比佳代子)



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