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『クイズタイムリープ』劇団ひとりが感じる“テレビの面白い可能性” 最新技術×企画力で「どんなことが起きるんだろう」

マイナビニュース / 2024年12月29日 6時0分

たしかにそうかもしれないですね。

○『ひょうきん族』のたけしと共演も…膨らむ夢

――前回の第1弾放送後の評判はいかがでしたか?

すごく良かったです。それを肌で感じたのは、いろんな局の現場に行ったときに、プロデューサーとかディレクターが気になってすごい聞いてくるんですよ。「あれどうやってやったんですか?」とか「現場ではどうやって撮ってたんですか?」とか「すごい出来が良かったですね」という反応がすごく多かったです。

だから、「これができるんだったら、あの番組であんなことやりたいな」と触発されるでしょうね。自分が子どもの頃に見てたあの番組、僕なんかだと『(オレたち)ひょうきん族』の中に入れるのかなとか思ったりしますもん。

――コントでたけしさんと掛け合ったり。

そうそうそう。あとは『あぶない刑事』の中に入れるのかなとかね。だから、一つの番組の中でこういうことができるようになったんだなあって感じです。こういうシステムって、20年ぐらい前にカップヌードルのCMでやって、すごい話題になったんですよね。

――ありましたね。永瀬正敏さんがベルリン壁崩壊とか、歴史的瞬間の現場に立ち会うシリーズ。

あれも「どうやってやってんだ!?」って話題になりましたよね。それが、CMより全然尺が長い一つの番組の中でできるようになったんだと思うとすごく感慨深いし、当然あの当時よりも高いクオリティでできてますからね。

●各局で切磋琢磨するのも「いい関係」
――今の番組を作っている立場として、未来の人が入りたい番組を作らなきゃという気持ちになったりしますか?

別にそういうのはないですね。むしろ、昔にこんなにいい番組があるんだから、無理して変な番組作んなくてもいいのかなって(笑)。「新しいこと、新しいもの」ってなるけど、昔のやつで全然面白いし、全然味するんだから、もっとしゃぶれるだけしゃぶったほうがいいんじゃないかって思っちゃうな(笑)

――『ゴッドタン』の「キス我慢選手権」とか、未来の人が挑戦したら面白そうだなと。

でも『ゴッドタン』だって一番古いのだと20年近く前の映像になりますからね。その中に僕が行って、昔の自分と共演するっていうのもいいですけどね。

そう考えると、昔の自分と共演するありきで、これからテレビに出る人がいるかもしれないわけですよね。僕はそんなこと考えてないけど、この技術を見て育った若者は「この映像、20年後の自分とコラボできるんじゃないか」って思いながらやるかもしれない。あとは逆に、過去の人を今にゲストで呼んでもいいかもしれないですね。

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