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ミキ、漫才師として手応え感じた2024年「いつも以上に漫才やった」「自信がついた年に」

マイナビニュース / 2024年12月31日 15時30分

亜生:実家に帰ってしゃべらないと、親は「どないした!?」ってなりますけど、コンビとしては普通だと思います。

昴生:兄弟というのが軸としてあり、あまり関係性は変わっていませんが、入り込みすぎたらムファサとタカみたいになってしまうので、仕事以外ではそんなに話さず、気になることがあっても言わないようにしています。

――仕事以外だと距離を取っていても、いざステージに立つと息ぴったりの漫才を。

昴生:漫才という核があるから大丈夫なんだと思います。打ち合わせもほとんどしないですけど。

亜生:黙っていてもこんなこと思っているんだろうなとか、空気感でわかるのは兄弟コンビの強みかなと思います。

昴生:ちょっと脱線したり速くなったりしても、相手の呼吸がわかるので。ほかのコンビだとそこでガタガタガタってなるかもしれないけど、僕らは歩幅とか足並みが一緒なので、そこはデカいと思います。

――2024年はミキさんにとってどんな年になりましたか。

昴生:今年はいつも以上に漫才やっているなと感じられて、自信がついた年になったと思います。誰かに何か言われたとかではなく、自分らの中での手応えですけど、何か変わりつつあるなと。

――観客の反応などから手応えを?

昴生:自分らの漫才とお客さんの感じを見て、変わってきているなと。自分らの勝手な自己評価ですけど。

――亜生さんも同じような手応えを感じていますか?

亜生:そうですね。今年はほんまに漫才したなという感じでした。

――意識的に漫才を披露する機会を増やしたのでしょうか。

昴生:出番がそんなに増えたというわけではないんですけど、一つ一つが濃くなりました。

亜生:劇場での出順が下がってきたり、お客さんの反応も変わってきたりして、今年はいつも以上に漫才やったなと。

昴生:今後変わりそうな予感が……自分ら的に着実に成長しているなと感じているので、ここから大きくなっていける気がします!

――確かな手応えを感じられていますが、今後の抱負もお聞かせください。

昴生:いずれNGK(なんばグランド花月)の看板をやりたいし、『上方漫才大賞』も欲しいし、もちろん『M-1グランプリ』も頑張りたいですけど、『上方漫才大賞』も『M-1』も自分たちがどうこうではないので、来年も一つ一つの舞台をしっかりやっていきたいと思います。

■ミキ
兄・昴生(1986年4月13日生まれ)、弟・亜生(1988年7月22日生まれ)による兄弟漫才師。京都府出身。2012年4月結成。『M-1グランプリ』で2017年に3位、2018年に4位。また、2020年に『第5回上方漫才協会大賞』大賞、2022年に『第57回上方漫才大賞 奨励賞』を受賞。毎年全国ツアー「ミキ漫」を開催し、全国に笑いを届けている。
(酒井青子)



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