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入手には苦労したが、着実な進化に大満足! 富士フイルム「X100VI」【2024年コレ買った!】

マイナビニュース / 2025年1月4日 0時0分

画像提供:マイナビニュース

2024年もまたレンズをあれこれ買ってしまいました。でもカメラは買っていませ…と思ったけど、よくよく考えたら買っていました。富士フイルムのX100シリーズ6代目・X100VIです。

先代のX100Vが現行品だった頃、富士フイルムのカメラ製造が滞り、常に在庫切れということがありました。そんなときに世界規模でX100Vブームが巻き起こり(聞いた話によると中国発らしい)、中古が新品よりはるかに高値という異常事態が続いていました。僕はX100Vを発売日に購入していましたが、中古店の買取価格がそのときの金額をはるかに超えていたのです。何度ドナドナを考えたことか。

しかし、僕にとってX100シリーズは決して手放せない存在。2020年に渋谷スクランブル交差点のスナップをまとめた「#Shibuyacrossing」という作品を発表しましたが、それはほとんどを4代目・X100Fで撮影しました。作品自体はスクエアなのですが、X100シリーズのフルサイズ換算35mm相当という画角は、スクエアにすると同45mm相当に。僕自身は40~50mm相当の画角が好きなので、実にちょうどいいのです。一方で、ふつうに3:2で撮るときの35mm相当もまた、町を歩きながらスナップするときに心地よい画角。単焦点レンズ固定というスペックですが、僕にはとても使い勝手のよい二刀流なのです。しかも、いつでもどこでも持っていけるコンパクトなサイズでありながら、ファインダーや絞りリング、各種ダイヤルを備えており、“写真を撮った気分”がしっかりと味わえます。これは撮影中のテンションにもかかわり、絶好の被写体に出会ったときなどはシャッター数が増える、すなわちチャンスをモノにできる機会が増えます。

そんなカメラですから、いくら買取価格が高騰しても手放せません。一方で、代替わりすれば当然買い替えることになります。そこでX100VIが発表されたと同時にX100Vを売却。その時点でも買取価格は購入価格を大きく上回っていました。そして、X100VIを発売と同時に買うつもりでしたが…。思い出される方も多いことでしょう。X100VI、とにかく買えなかったのです。公式通販はなんと抽選販売。その他の量販店も軒並み抽選だったり、過去の購入履歴で優先順位があったり、はたまた告知なしで予約を開始(そして即終了)したり。僕もあちこちの抽選に申し込み、今まで足を踏み入れたこともなかった家電量販店のアカウントを作成したりもしました。しかし全滅。初回出荷分を逃し、しばらくX100シリーズが手元にない、という不安に苛まれていました。

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