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副業の月収「10万円以上」の割合は?

マイナビニュース / 2025年1月7日 17時3分

画像提供:マイナビニュース

ゼクノが運営するメディア「プログラミングなび」は、副業に関するアンケート結果を1月6日に発表。同調査は、2024年12月06日~12月20日の期間で現在副業をしている20歳以上の社会人297名を対象にインターネットで実施した。

副業での月収について、「1万円未満」と「1~5万円」の層がどちらも44.7%と同率で最多となり、全体の89.5%が月収5万円以内という現実が浮き彫りとなった。

一方で、10万円以上を稼ぎ出している人は2.6%と少数派に。多くの人が副業を手軽な収入源として活用する一方で、本格的に収益を上げているのは少数であることがうかがえる。

副業にかけられる時間を聞くと、全体の43%が「1週間に5時間未満」と回答。一方で、5~10時間費やせる人は35%となり、副業にしっかり取り組む姿勢が見られた。
さらに、20時間以上も費やせる熱心な人も7%と少数ながら存在。副業への時間配分が多様であることがわかる。

副業の種類については、「ポイ活」が全体の42.3%と圧倒的な人気を集めた。続いて、「ライティング・記事作成」が19.2%を占め、多くの人がスキルを生かして収入を得ていることがうかがえる。

副業を始めた理由として、最多は「収入アップ」で76.0%という結果になった。次いで「スキルアップ」が10.1%で続いた。

そのほかにも「趣味を生かしたい」「将来的に独立を目指している」といった夢や目標を持って始めた人も多く見られ、単なる収入源にとどまらず、自分らしい働き方や将来へのステップアップを目指す姿勢が見えたという。

副業のメリット、最多は「収入が増えた」で61.3%という結果に。さらに、「新しいスキルの習得ができた」(11.8%)や「趣味や興味を活用できた」(9.4%)といった意見もあり、副業が収入だけでなく自己成長や自己実現にもつながっていることがうかがえるという。

そのほか、「スキマ時間を有効活用できた」「副業を通じて自信がついた」「気分転換になった」など、日々の生活に前向きな変化をもたらしたというエピソードが多く寄せられ、幅広いメリットが実感されている。

副業に関する課題や不満として、最多は「思うように稼げないこと」で、全体の約6割(59.6%)を占めた。また、「時間が足りないこと」も13.5%と一定数存在。

一方で、「不満は特にない」が10.4%となり、充実した副業ライフを送る人たちの姿も見られたという。

副業を選ぶ際に重視するポイントとして、「趣味やスキルとマッチしていること」が38.7%で最多となり、やりがいを重視する人が多いことが判明。

続いて、「初期費用が少ないこと」(29.2%)、「短期間で稼げること」(24.2%)という結果になり、コストを抑えながら効率よく収入を得たいという現実的なニーズも浮き彫りになった。副業を選ぶ際には「自分らしさ」と「手軽さ」の両方が重要視されていることわかった。
(安井柳香)

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