2025年はネットワンシステムズとの経営統合を見据えた準備の年‐SCSK當麻社長
マイナビニュース / 2025年1月6日 16時30分
2025年の年頭にあたり、SCSK 代表取締役 執行役員 社長 當麻隆昭氏は同社役職員向けの年頭挨拶として、以下を発表した。
皆さん、新年あけましておめでとうございます。
昨年は、国内外で数多くの選挙が行われ、各国の政治の行方を大きく左右する年となりました。経済の観点では、政治や戦争などの影響を受けつつも、世界経済はインフレの沈静化などを背景に、底堅い成長を維持しました。国内でもデジタル化やサプライチェーン強靭化に向けた取り組みなどを背景に、企業の設備投資は拡大傾向が続き、日経平均株価は一時期において、バブル期を超える勢いを見せました。
SCSKグループにおいては、グループの総合力強化を目的に、昨年もさまざまな取り組みを進めてきました。1月には為替取引分析業の許可を取得したSCSK RegTech Edge(株)が事業を開始、4月にはセキュリティ事業の集約・移管によるSCSKセキュリティ(株)の本格始動、6月には新しいブランディング拠点「SCSK LINKSQUARE」の開設、10月にはシステム運用事業の集約・移管による新生SCSKシステムマネジメント(株)の誕生や、カスタマーエクスペリエンス領域における経営資源の最適化を目的としたダイアモンドヘッド(株)とSCSKプレッシェンド(株)の合併、そして直近の12月にはネットワンシステムズ(株)との経営統合を前提とした公開買付の実施など、私たちが目指す姿「2030年 共創ITカンパニー」の実現、そして現中期経営計画で掲げる“総合的企業価値”の飛躍的な向上に向け、さまざまな手を打ってきました。
また、外部からも多くの評価を受け、健康経営銘柄に10年連続で選定、健康経営優良法人(ホワイト500)に8年連続で認定、日本経済新聞社が実施するSDGs経営調査では5点満点中、二年連続で星4.5の評価をいただきました。SCSKグループは成長戦略としてのサステナビリティ経営を推進しています。現状の高評価に甘んじることなく、常に社会課題解決を通じた持続的な事業成長を意識して取り組んでいきましょう。人的資本経営の観点においても、経済産業省が主導する人的資本経営コンソーシアムの第3回総会において、日本経済界の名立たる一流企業が登壇するなか、SCSKグループもパネルディスカッションの場に招かれました。これは人的資本経営をベースにした中期経営計画と事業戦略の連動、事業戦略と人材ポートフォリオの連動が評価された証しであり、人的資本経営におけるリーディングカンパニーの一社であることを自負するとともに、SCSKグループの社会的評価も年々向上していると感じています。
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