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ワークプレイスサービスプロバイダーとしてお客様と共に進化し続ける - リコー 大山社長

マイナビニュース / 2025年1月7日 10時30分

画像提供:マイナビニュース

2025年の年頭にあたり、リコー 代表取締役 社長執行役員 大山晃氏は年頭所感として、以下を発表した。

ワークプレイスサービスプロバイダーとしてお客様と共に進化し続ける

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

世界経済を見渡すと、インフレの鎮静化に伴い力強さを欠くとは言え堅調な成長を続けている一方で、国際情勢は不安定な状態が続いています。このような環境下において、リコーグループは現在、デジタルサービスの会社への変革を進め、収益構造の変革をはじめとする変化に左右されない強固な経営基盤づくりに取り組んでいます。

人々の働き方も同様に多様化が進んでいます。コロナ禍以降活用が大幅に増えたリモートワーク主体の働き方から、出社型、在宅型、その両方を組み合わせたハイブリッド型など、働き方も多様になりました。そのような中で、リコーグループは従来のオフィスに限らず、働く人がいるあらゆる場所や空間を「ワークプレイス」ととらえ、社会課題をデジタルの力で解決し、働く人の生み出す力、つまり、創造力の発揮を支援していきたいと考えています。

2025年は、第21次中期経営戦略の最終年であり、デジタルサービスの会社への変革に向け、施策の実行・完遂に徹底的にこだわってまいります。特に鍵となるのは、引き続き収益力の向上です。「ワークプレイスサービスプロバイダー」として、AIをはじめとしたテクノロジーを活用し、お客様との信頼関係や業種・業務の知識を活かして課題解決を行っていきます。これを実行するのは、社員に他なりません。お客様に寄り添い続け、変化するお客様課題に適応していくため、一人ひとりが自律的に力を発揮できる多様性を活かした組織づくりをさらに進めてまいります。

また、リコーグループは「ESGと事業成長の同軸化」を方針に掲げ、ESGを非財務ではなく、数年後の財務につながる「将来財務」と位置づけています。デジタルサービスの提供によるお客様の生産性向上や創造性の発揮の支援、環境に配慮した製品・サービスの提供など、事業を通じた社会課題解決による「ESGと事業成長の同軸化」を通じて、さらなる企業価値向上を図っていきます。

2025年もリコーグループ一丸となり、お客様に寄り添いながら、「"はたらく"に歓びを」の実現に向けて進化し続けてまいります。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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