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新しい価値創出により大きく羽ばたく年 - 日本アイ・ビー・エム 山口社長

マイナビニュース / 2025年1月7日 12時45分

画像提供:マイナビニュース

2025年の年頭にあたり、日本アイ・ビー・エム 代表取締役社長 山口明夫氏は年頭所感として、以下を発表した。

新年のご挨拶

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

今、私たちは、人材不足、地球環境問題、社会保障制度改革などの社会課題の深刻さを実感しながらも、経済全体の好循環の実現に向けた手応えを感じ始めており、昨年の今頃は成長に対してまだ懐疑的であったものが、現在は確信に変わりつつあるのではないかと思います。

成長を実現するための極めて重要な要素であるテクノロジーの進化も、目を見張るものがあります。今年はAIなどのテクノロジーをさらに活用して、従来業務の効率化だけでなく、例えば、新しい素材の発見、今まで特定が困難であった難病の原因究明、新商品・サービスの開発など、新しい価値を創出することに注力していくことが大切だと感じています。

そしてIT業界においても、AIを活用した新しいビジネス・プロセスの構築、ITシステム開発・運用の高度化による労働集約ビジネスからの脱却など、大きな変革が加速すると考えています。ITシステムにおいては、非競争領域における業界を超えた共通プラットフォーム化と競争領域における個社ごとのより迅速なシステム開発環境の構築が加速していくでしょう。

当社では、この新しい潮流を見据えた新しい仕組みを、お客様やパートナー様と共創しています。また、引き続き量子コンピューターや先端半導体など、これからのシステムを支える新しいテクノロジーにも投資・開発を行っています。今年は、長年にわたって日本の社会インフラを支えてきた知見と先進テクノロジーを活用し、5つの価値共創領域(※)でのお客様やパートナー様、社会の皆様との共創をさらに推進し、AI時代の新しい価値創出に貢献してまいります。

※価値共創領域
あらゆる枠を超え、さまざまな業界のお客様やパートナー様、行政、教育・研究機関、地域の皆様と協力し、重点的に価値共創に注力する領域を以下のように定めました。
・社会インフラであるITシステムの安定稼働
・ハイブリッドクラウドやAIなどのテクノロジーを活用したDX
・CO 2やプラスチック削減などのサステナビリティー・ソリューション
・半導体、量子、AIなどの先端テクノロジーの研究開発と社会実装
・IT/AI人材の育成と活躍の場
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