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AIが社会の一員となる近未来を見据え、人とソフトウエアの共進化を加速する一年へ - PKSHA Technology 上野山氏

マイナビニュース / 2025年1月8日 9時0分

AIにより進化する私たちのコミュニケーションの形
PKSHA Technologyの事業においては、AI技術の進化によりコミュニケーションの在り方が大きく変化している、と痛感した一年でした。2024年の社会では、コミュニケーションの不具合が多様な問題を引き起こしていると私たちは考えており、長年事業を展開している「言葉を扱うソフトウエア」は、よりよい未来社会へのヒントに溢れており、様々な問題を解決するAIを社会に実装できた年でした。

例えば、弊社が多数のAI SaaSを提供しているコンタクトセンターにおいては、自然言語処理技術や生成AI等の技術を活用した大規模な改革が加速し、企業がAIを用い顧客との信頼を強める新しいコミュニケーションが立ち上がっています。また、大阪メトロ各駅では、AIが白杖や車椅子を使用する方を見守ることで駅員とお客様との間のコミュニケーションを、埼玉県戸田市の小中学校では、不登校の兆候を察知するAIが教職員と児童、生徒の間のコミュニケーションをサポートする事例が生まれました。 その他にも多くの企業や自治体において、様々な形で人と人とのコミュニケーションを円滑にするAIの導入を支援いたしました。

このように人と人とのコミュニケーションがAIで強固なもの(=AI Powered)になっていく事例が激増した印象深い年でもありました。 また、事業領域拡大に加え、昨年は、東京証券取引所にてプライム市場への市場区分変更、グループ会社である株式会社Sapeetの上場といった企業としての節目を迎え、業界を担う一企業として社会的な責任を改めて強く自覚した側面もありました。多様なステークホルダーの皆様とのコミュニケーションを更に強固にしていきます。

AIと社会のあるべき関係性「共進化」を形にする一年へ
AI活用が本格化するこの転換期で、2つの顕著な傾向が見受けられます。ひとつは、AI活用で成功体験を得た企業が、その知見を基に更なる活用を加速させているという点です。バズワードに踊らされず、AIを何のために活用するのかという正しい問題設定と、AI技術を過信せず、AI技術をAI以外のデジタル技術と適切に組み合わせた企業が、多くの成功体験を得た年だったと感じます。

そしてもうひとつは、AIの応用可能性が広がる中で、2025年以降は、何のためにAIを使うのか、AIを使う私達はどうありたいのか?という「Humanity(人間性)」に対する洞察や意思の重要性が一層増すという点です。冒頭で述べた通り、テクノロジーはあくまで手段であり、それを用いて「私たちはどうありたいのか」という本質的な問いが、これまで以上に深く問われはじめる一年になると考えています。

PKSHA Technologyは「人とソフトウエアの共進化」というビジョンのもと、AIと社会の理想的な連携の形を提案し、未来のソフトウエアを創造することで、社会の発展に貢献してまいります。

本年も、皆様の一層のご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
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