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こんなときどうする!? 認知症Q&A 第3回 認知症の親がオムツを外してしまうので"鍵付き寝間着"に変更。この対処法で合っていたのでしょうか…?

マイナビニュース / 2025年2月4日 10時30分

――認知症の方の介護において、いろいろな人を介在させていくことが大事になりますか?

これはイチバン重要なことではないでしょうか。家族が優しく対応すれば、本人の気持ちも快適になって優しくなる。家族が怒れば本人も怒る。ご本人の精神状態は、周囲にいる人たちの精神状態を反映していると考えてください。

家族がニコニコしてたら、ご本人もニコニコします。家族がニコニコするためには、生活の中に余裕が必要です。余裕を生むためにはそれだけの時間が必要なのです。そのためにも介護する側は、第三者を介在させ、時間を確保することが何より大切だと思います。

認知症の方につらくあたってしまった、強く叱ってしまった、と落ち込むご家族の方に、私は「それは絶対ダメですよ」とは言えません。介護が大変なことは十分に理解しているので「やむを得なかったですよね」と寄り添う言葉をかけています。

どこかで誰かが負担しなければいけない。解決策がない問題なので、どこかである程度、結果を受け入れざるを得ないところがあると思います。

次回も読者が寄せられたリアルな悩みを橋本教授に聞いていきます。ぜひ、参考にしてみてください。

■認知症に関する相談先
厚生労働省では「認知症に関する相談先」を公開しています。少しでも気になったり、悩んだりした方は、一人で抱え込まず、まずは気軽に相談してみましょう。

近藤謙太郎 こんどうけんたろう 1977年生まれ、早稲田大学卒業。出版社勤務を経て、フリーランスとして独立。通信業界やデジタル業界を中心に活動しており、最近はスポーツ分野やヘルスケア分野にも出没するように。日本各地、遠方の取材も大好き。趣味はカメラ、旅行、楽器の演奏など。動画の撮影と編集も楽しくなってきた。 この著者の記事一覧はこちら
(近藤謙太郎)



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