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「学習塾」倒産件数・負債が過去最多、背景にあるのは?

マイナビニュース / 2025年1月9日 11時3分

画像提供:マイナビニュース

東京商工リサーチは1月6日、日本産業分類の「学習塾」の倒産(負債1,000万円以上)に関する調査結果を発表した。

1月4日、大学受験予備校の「ニチガク」を運営する日本学力振興会が事業を停止し、負債約1億円を抱えて破産申請の準備に入ったことがわかった。受験シーズンを目前にしたタイミングでの事業停止は、約130名の生徒や多くの関係者に混乱を招いている。

大学受験予備校などを含む「学習塾」の倒産は、2024年は53件(前年比17.7%増)に達し、2000年以降では2023年の45件を超えて、過去最多を更新した。

また、負債総額も117億4,400万円(同827.6%増)で、2023年(12億6,600万円)の9.2倍増と大幅に増え、2000年以降で過去最多という結果に。

同社によると「学習塾の形態は多様化し、それぞれ特徴を打ち出している。ただ、その分だけ競争が一層激化し、より目に見える成果や実績が求められている。また、学習塾は小資本でも参入可能で、最近は動画サイトを活用したオンライン上での無料コンテンツも新たな脅威になっており、生徒獲得の競争相手は増える一方だ」としている。
(上和田美紅)

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