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はなまるうどん、発祥の地・香川県高松市に本社を移転 - 県内複数店舗の全面改装や新メニューの開発も

マイナビニュース / 2025年1月9日 12時44分

画像提供:マイナビニュース

はなまるは1月1日、はなまるうどん発祥の地・香川県高松市に本社を移転し、「おいでまい!さぬきプロジェクト」を始動した。

○プロジェクト始動の背景

2000年に創業したはなまるうどんは、2000年代の成長市場において、気軽に入りやすいセルフ形式の店舗をチェーン展開したことで、1人客や女性客など新しい顧客層を開拓した。

香川県のうどん屋は、どの店もそれぞれ独自の個性があり、異なる讃岐うどんの定義を持つ。「讃岐うどんの魅力は、個店の特徴や個性が集まっているという、多様性の塊であること」と同社。

同社は長年香川県の多様なうどん文化と向き合い、全国にそのイメージを広げてきた中で、多様性をもつ食文化であるという讃岐うどんの魅力が浸透しきっていないという課題を抱えてきた。25年目を迎えた今、時代が変わり、人々のニーズの変化を捉え直し、地元・香川県に本社を戻すことから原点回帰する。これまでの歩みを地域に還元することで、讃岐うどんの多様な食文化自体の保全・継承を目指す。今後は地元の人々と考えながら、魅力を発信していくという。

なお、プロジェクト名の「おいでまい」は讃岐弁で「いらっしゃい」という意味を持つ。今後の活動で「讃岐うどんを食べたい」「讃岐うどんを食べに香川へ行きたい」と思ってもらいたい、という気持ちを表している。
○本社を香川県に移転し、県内の複数店舗を全面改装

讃岐うどんの"伝統と革新"を次なる戦略として掲げ、本社を香川県高松市の田町商店街に移転した(香川県高松市田町14番地5)。これを機に、1号店である木太店をはじめとする香川県内の複数店舗の全面改装や、新メニューの開発なども行っていくという。
○讃岐うどんへのこだわりの追求

同社が提供する麺は、本格的な讃岐うどんをつくるために、製麺工場にて純水と軟水を混ぜてアルカリ度数を独自調整し、高松市の水質に近づけた水を使用している。今後は、さらなる讃岐うどんへのこだわりを追求し、香川県内の店舗では、讃岐うどんのために開発された小麦粉「さぬきの夢」を使用していく予定。なお、引き続き讃岐うどんならではの魅力を啓発、継承する「さぬきうどん未来遺産プロジェクト」にも取り組んでいくという。
○香川の県産品を使用した新たな商品開発、販売の実施

小麦粉「さぬきの夢」の使用をはじめ、香川県で育った様々な食材を使用したメニュー開発、県内で生まれた商品の店頭販売などを行っていく。まずは香川県内の改装店舗での実施、その後、全国の店舗への拡張を検討中だという。
○新聞元旦広告を四国新聞朝刊に掲出

1月1日、四国新聞朝刊に本社移転のお知らせと決意表明を掲出した。創業25年目のタイミングで、同社が讃岐うどんの伝統を守り、革新を起こすべく、新たな挑戦を開始するという宣言のもと、本社移転へ向けた想いを綴っている。

○今後の展望

同プロジェクトでは、移転した本社ならびに東京オフィスを拠点として、「讃岐うどんを食べたい」「讃岐うどんを食べに香川へ行きたい」と思ってもらえることを目指し、香川県内各地域での独自のメニュー開発や、香川県内の複数店舗の全面改装などを2025年度中に行うことを予定している。
(Yumi's life)

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