【曲がり角】「メイクが好きでない」女性が増える年齢は何歳から?

○「10年前の方がメークをするのが好きだった」40代3割超

40歳以上のメーキャップをしている女性690名に、メーキャップに対する意識について、10年前と今を比べてあてはまるものを選んでもらった。全体では、「10年前よりも今の方が好き」と答えたのは14.8%。年齢で見ると40歳～54歳はほとんど差がないが、55歳～59歳になると12.8%と少し少なくなる。「10年前も今も同じくらい好き」は全体では25.7%。年齢による差はないと言える。「10年前よりも好きでない」は全体で34.2%。これは、40歳～44歳が最も多く、36.4%と4割近い人が選んでいる。このことからも、メークの曲がり角が45歳前後であることが想像できる。「10年前も今も同じくらい好きでない」は25.4%だった。

○メーキャップをする理由

40歳以上のメーキャップをしている690名の女性に、メーキャップをする理由を選んでもらった。複数選択のため、合計が100%にはならない。全体で見てみると、1位は「人に会う」が46.4%と圧倒的だった。続く2位は「表情を明るくする」で29.9%。3位は「若々しく見せる」で27.7%だった。

次に、これをメーキャップの好き嫌いと掛け合わせて見てみた。メーキャップが好きな人は、選んでいる理由が多く、メーキャップが嫌いな人は選択数が少ない傾向がある。メーキャップがとても好きな人の1位は「気持ちが華やぐ」の78.3%で、全体の23.0%を3倍以上も上回る。続く2位が「テンションを上げる」60.9%で、これも全体の20.3%の3倍。3位は「表情を明るくする」で59.4%。これも全体の29.9%の約2倍。「まあまあ好き」を選んでいる人は、選んでいる割合は全体に多いが、順位は全体と同じで「人に会う」「表情を明るくする」「若々しく見せる」だった。「あまり好きでない」人は、1位が「人に会う」で53.0%と最も多く、2位は「仕方なくしている」36.9%、「仕事をする」23.3%の順だった。「全く好きでない」は1位が「仕方なくしている」、2位が「人に会う」で39.4%、3位は「仕事をする」で17.2%だった。続く「考えたことがない」10.1%以外を選んでいる割合はすべて1割未満だった。
（Yumi's life）