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レノボ、赤いTrackPointを無くしたプレミアムThinkPad「X9」 国内製品ページも公開

マイナビニュース / 2025年1月9日 16時26分

画像提供:マイナビニュース

Lenovoは1月7日(米国時間)、米ラスベガスで開催している世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2025」にて、PC新製品やディスプレイ、周辺機器などを一挙発表した。ここではIntel Core Ultraシリーズ2を搭載した新デザインのプレミアムノートPC新製品「ThinkPad X9 Aura Edition」を紹介する。

CES 2025に合わせて発表された「ThinkPad X9」シリーズは、実用的な機能と洗練されたデザインを採用した新設計の高性能ノートPC。発表時点では「日本でのリリース予定は未定」とされていたが、1月9日現在レノボ・ジャパン公式サイトで製品ページを確認できる。

ラインナップは14型の「ThinkPad X9 14」と、15.3型の「ThinkPad X9 15」。外装には50%リサイクルのアルミニウムを採用し、底面カバーにはボーダー柄の特別なテクスチャを施した。ThinkPadらしく筐体はMIL-STD-810H基準のテストをクリア。新たに「エンジンハブ」設計を採り入れ、両面にThunderboltポートを搭載し、ドックやディスプレイなどUSB-Cアクセサリーを接続しやすくしている。

キーボードも刷新し、ThinkPadを印象づけるTrackPoint(キーボード中央にある赤いポインタ)を無くした点も特徴。タッチパッドは大型のハプティック(感圧)タッチパッドをオプション選択できる。画面は有機ELディスプレイで、タッチの有無や解像度などを選択可能。カメラは800万画素と高解像度でデュアルノイズキャンセリングマイクも実装する。

プロセッサはAI専用エンジン(NPU)を内蔵したIntel Core Ultraシリーズ2。2024年10月に発表されたオンデバイスAIアシスタント「Lenovo AI Now」も搭載し、ローカル処理による強力なAI機能を提供するという。ThinkPad X9 Aura Editionシリーズでは、AndroidやiOSデバイスとX9の間で写真を素早く転送できる「Smart Share」や、使用状況を5タイプに分類しパフォーマンスと電力使用を最適化する「Smart Modes」といったAI対応ツールが用意される。

14型の本体サイズはW311.8×D212.3×H6.7~17.18mm、重さは約1.24kgから。搭載ポートはThunderbolt 4×2、HDMI 2.1、マイク/ヘッドホンコンボジャックなどのほか、通信はWi-Fi 7、Bluetooth 5.4をサポート。バッテリーは動画再生時で約13.5時間、アイドル時で約19.7時間(JEITA 3.0計測時)。カラーはサンダーグレー。価格は283,800円からだが、1月9日15時半時点では35%オフの184,470円からとなっている。

15.3型の本体サイズはW339.55×D228.50×H6.75~17.71mm、重さは約1.4kgから。インタフェースは14型と同等で、バッテリー駆動時間は測定中。価格は306,900円からだが、1月9日15時半時点では35%オフの199,485円からとなっている。
(村田奏子)

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