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「Appleでサインイン」を使うメリットはありますか? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

マイナビニュース / 2025年1月10日 11時15分

画像提供:マイナビニュース

「Appleでサインイン」とは、iOS 13のとき導入されたAppleが運営するユーザ認証システムのこと。サインイン/ログインが必要なアプリの多くは、ユーザIDとしてメールアドレスを使用しますが、このシステムの力を借りれば本物のメールアドレスを入力する必要がなくなります。

最大の特長は、Apple IDとひも付けられたアプリ専用メールアドレスを発行する機能にあります。サインインが必要なアプリでユーザ登録するとき、「メールを非公開」にチェックを入れれば、ランダムな文字列を含むメールアドレス(○○○○@privaterelay.appleid.com)が自動作成され、ユーザIDとして利用できるようになります。

この専用メールアドレスは特定のアプリ/サービスとの連絡に用途が限定され、しかも紐づけられた本物のメールアドレス(Apple ID)は誰にも明かされません。だから万が一専用メールアドレスが漏洩しても、Apple ID宛に迷惑メールが届くようなことはなく、プライバシーが保たれます。そうやすやすとApple IDは変更できませんが、専用メールアドレスであれば迷わず"使い捨て"できるのです。

アプリ/サービスの利用を止めたいときの方法もシンプルそのもの、ホーム画面でアプリを削除し、「設定」→「Apple ID(自分の名前)」→「パスワードとセキュリティ」→「Apple IDを使用中のApp」の順に画面を開き、対象のアプリで「Apple IDの使用を停止する」ボタンをタップすれば専用メールアドレスが削除されます。

海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら
(海上忍)

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