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iPhoneのメモアプリの隠れた便利技「ファイルの添付」を紹介

マイナビニュース / 2025年1月12日 11時30分

画像提供:マイナビニュース

iPhoneに標準装備の「メモ」は、その名のとおりちょっとしたことをメモしたいときに重宝する定番アプリ。ワープロアプリには及ばないものの、テキストはもちろん写真や手書きイラストを添えるなど、本格的な文書作成にも応用可能な機能を備えています。

このメモアプリ、MacやiPadとのファイルの受け渡しにも活用できます。Apple製品間でファイルを送受信するときにはAirDropを使うことが一般的ですが、Wi-FiとBluetoothをオンにして受信側を待機状態にしておく必要があります。しかし、メモアプリで「ファイルの添付」を利用すれば、受信側の状態を気にする必要はありません。

メモに添付したファイルは、iCloudに同期されるタイミングで同じApple IDでサインインしたデバイスから開けるようになります。メモアプリの同期は完全なリアルタイムではないものの、数分後にMacやiPadでメモを開けばいいだけのこと、通信状態によってときどき転送エラーが発生するAirDropより手間がかかりません。

手順もかんたん、メモの適当な位置をタップすると現れるメニューで「ファイルを添付」を選び、ファイルブラウザ画面で添付する書類を選ぶだけ。検索機能も利用できるため、保存場所が内蔵ストレージかiCloudかにかかわらず、目的のファイルをすぐに探し出せます。あとは同じApple IDでサインインしたデバイスでメモアプリを開けばOKです。

なお、WEBブラウザで「icloud.com」にアクセスし、自分のApple IDでサインインすれば、Apple製デバイス以外でもメモに添付したファイルをダウンロードできます。メールやチャットアプリを使えない環境では、この方法が役立つはずですよ。
○操作手順をカンタン解説

海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら
(海上忍)

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