アンカー、充電式のカード型紛失防止トラッカーを自主回収

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アンカー・ジャパンは1月14日、同社のカード型紛失防止トラッカー「Eufy SmartTrack Card E30」（2024年11月19日発売）を自主回収すると発表した。一般的には人体に影響を及ぼす危険性はないが、製品が一部磁気カードへ影響を与える可能性があるという。

アンカー・ジャパンによると、2024年12月に同社カスタマーサポートへ“充電式カード型紛失防止トラッカーに搭載されている磁石により磁気カードへ不具合が発生した”との連絡があり、同社が調査した結果、製品の磁力が一部磁気カードへ影響を与える場合があることが発覚したという。

原因は、製品開発時に個体差を前提とした十分な検証が行われなかったため。影響の拡大を防ぐため、対象製品の新規出荷と販売を停止する。

回収対象となるのは充電式の「Eufy SmartTrack Card E30」で、非充電式の「Eufy Security SmartTrack Card」は対象外。オンラインの回収受付フォームも用意されている。

現在は磁気カードに対する磁力の影響を考慮した改善版の開発中。3月中をめどに発売予定という。
（村田奏子）