又吉直樹、恩人の“2人組お姉さん”との苦い思い出「せっかくこっちが…」

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お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が8日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』に出演。若手時代の“恩人”について語った。
○又吉の洞察力に“2人組お姉さん”驚く「怖い!」

「昔、お笑いライブのチケットを街で売ってた時代あるやん」と回顧した又吉。当時は、吉祥寺でチケットを手売りしていたそうで、「お姉さん2人組がいて、“お笑い? 行かないよ”って。でも、無視されるよりも、“行かないよ”って言ってくれる人のほうが買ってくれやすかったりする。“ダメですか?”みたいな」と話しつつ、「私たちの職業を一発で当てたら買ってあげる」と言われたそう。そのため、歯科助手だと即答すると、まさかの正解だったと言い、「“ええ! 怖い! なんでわかったの?”って。“雰囲気でわかります”って言って買ってもらった」と振り返った。

歯科助手の女性2人は、又吉の3歳ほど年上だったそうで、「そのとき、ホントに金がなかったから。なんかこの人たち、飯食わせてくれるかもって思って」と語り、自宅でご飯を食べるという2人に、「それって僕も食べることできるんですか?」とおねだり。すると、「同じ職場で同じアパートの隣同士だった」という女性2人は、戸惑いつつもカレーをごちそうしてくれたそうで、「そこから何回か。その2人のお姉さんに、金ないときに食べさせてもらった」と懐かしそうに思い出を打ち明けた。

その後、「デビューして、はじめてまとまったギャラが。3万円ぐらい振り込まれた」という又吉。そこで、お世話になった女性2人にお礼をしようと、「今日は僕にごちそうさせてください。今までのお返しで」と声をかけたそう。ファミリーレストランで食事をごちそうし、「俺のイメージでは、“又吉、偉いな～。ちゃんとお返しして”って言ってくれると思ってた」というが、「“偉そうにすんなよ!”みたいなノリだった。俺が金出してんのに」とぶっちゃけ、「そっから一回も連絡とってない。優しくしてほしかった。せっかくこっちがお返しでごちそうしたのに……」と苦笑いだった。

【編集部MEMO】
又吉直樹は、2020年6月にYouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』を開設。後輩たちを巻き込んだ企画や妄想解釈、作品レビューなどが好評で、チャンネル登録者数は47万人、累計再生数は7,000万回を超えている。
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