26卒の学生が就職先で希望する企業→文系の1位は伊藤忠商事、理系の1位はソニーグループ、調査で明らかに

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ワークス・ジャパンは1月14日、「26卒学生が選ぶ就職人気企業ランキング」を発表した。同調査は2024年4月8日～11月30日、2026年3月卒業・修了予定の大学生、大学院生2万2,560人を対象に、インターネットで実施した。

文系総合ランキングの1位は、昨年に引き続き「伊藤忠商事」で、今年度で4年連続の首位獲得となった。2位は総合商社の「三菱商事｣」だった。

2社のインターンシップで共通していたのが、ビジネスの最前線で活躍する社員と交流できるワークショップ型のプログラムを実施していたことで、具体的な業務内容から失敗談まで、ありのままを伝えることでキャリアイメージの創出を促すことが、学生から支持を集める結果となった。

3位は「損害保険ジャパン」だった。全国各地で業務体感型のワークショップや自己分析ワーク、面接対策講座など、学生に寄り添ったきめ細やかなワークショップを実施し、昨年の19位から大きく順位を伸ばした。

理系総合ランキングでは、昨年に引き続き、「ソニーグループ」が1位だった。2～4週間業務に携わる密着型インターンシッププログラムや、長期有給インターン、ハッカソンといった、選考、興味のある製品や技術テーマからコース選択が可能であるなど、学生に合わせたインターンシップの開催が人気を集めている。

2位は「パナソニックグループ」だった。千人規模のインターンシップを開催しており、550を超えるテーマから自身に合った事業・職種を選ぶことができること学生から支持を集めた。3位は「トヨタ自動車」だった。

学生からの注目度の高さがうかがえたのが、技術の進展がめざましいITソフトウェア業界だった。｢日立製作所｣が4位、「NTTデータグループ｣が6位、「富士通｣が9位にランクインしている。
（フォルサ）