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日産とJVCケンウッドのポータブル電源、「JIDAデザインミュージアムセレクションVol.26」に選定

マイナビニュース / 2025年1月16日 8時15分

画像提供:マイナビニュース

日産自動車、JVCケンウッド、フォーアールエナジーはこのほど、電気自動車(EV)「リーフ」の再生バッテリーを利用して3社で共同開発したリユースバッテリー内蔵ポータブル電源が「JIDAデザインミュージアムセレクションVol.26」に選定されたと発表した。

○どんなポータブル電源?

この製品はリーフの使用済みバッテリーを再利用して開発した、車載も可能なポータブル電源だ。持続可能な社会の実現に向けた取り組みなどが評価され、今回の選定に至った。

なお選定された製品は、1月16日〜20日にAXISギャラリー(東京都港区)にて開催される「JIDAデザインミュージアムセレクションVol.26」に展示される。
○■リユースバッテリー内蔵ポータブル電源

同製品は、使用後でも高い残存性能と安全性を持っている電気自動車「リーフ」の再生バッテリーを利用したポータブル電源。暑さや寒さに強く、車載や長期保管が可能なため、従来の使い方に加え、災害時等の非常用電源としても活用できる。

また、「リーフ」の中古バッテリーを再利用することで、製造時のCO2発生を抑え、持続可能な脱炭素社会の実現に貢献している。

○■デザインについて

3社の強みをいかしながら、脱炭素社会の実現に向けた「サステナブルなポータブル電源」を具現化。従来の使い方に加え、車載環境でも安心・安全に使用できる設計となっており、高い堅牢性とロングライフデザインをテーマとしている。

同製品を積載するさまざまなシーンを想定し、誤動作防止に配慮するとともに、耐久性のある造形と表面処理を採用した。さらに、収納式ハンドルに加え、本体底面にも指掛かり形状を施すことで、重量物でありながらアウトドア、車載、防災用品として手軽に取り扱えるデザインとしている。
○■審査員のコメント

持続可能な社会の実現に向け、各企業個社だけで解決できない課題にどう取り組むか。電気自動車用バッテリーの二次利用への期待が高まっているなか、主要プレーヤー3社の連携により生み出されたポータブル電源。その取り組みの社会的な意義は大きいと言える。耐久性のある造形と表面処理、可搬性と収納性に配慮した造形など、重量物でありながらアウトドア、車載、防災用品として安全かつ手軽に取り扱う工夫がされている。

*商品名および型番: 日産--「ポータブルバッテリー from LEAF」、JVCケンウッド--ポータブル電源「IPB01G」
(エボル)

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