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コスモ、SAF製造設備を完工 - 廃食用油を原料とする航空燃料を製造

マイナビニュース / 2025年1月17日 8時0分

画像提供:マイナビニュース

コスモ石油、日揮ホールディングス(HD)、レボインターナショナル、SAFFAIRE SKY ENERGY(サファイア スカイ エナジー)は、2024年12月25日付でSAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)製造設備の建設を完工した。

○年間約3万キロリットルのSAFを国内供給

4社はこれまで、廃食用油を原料とした国産SAFの製造や供給事業を行うためのSAF製造設備の建設を進めてきた。

今回の設備完工を受け、4社は国内初となる国産SAFの大規模製造を目指し、100%廃食用油を原料とした年間約3万キロリットルのSAFの国内供給を実施する。

このSAFは、国際的な持続可能性認証であるISCC CORSIA認証を取得済み。SAF製造設備の試運転は2025年1月に開始する。エアラインへのSAF供給開始は2025年4月頃を予定している。

同事業はNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)に採択を受けた助成事業であり、日揮HDがサプライチェーンの全体構築を、レボインターナショナルが原料調達を、サファイア スカイ エナジーがNeat SAF製造を、コスモエネルギーグループ(コスモ石油並びにコスモ石油マーケティング)が混合SAF製造および需要家への販売を担い、各社の知見・ノウハウを結集して安全・安定の国産SAFを供給していく。
(エボル)

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