コスモ、SAF製造拠点にて「国際持続可能性カーボン認証」を日本で初めて取得
マイナビニュース / 2025年1月16日 11時0分
コスモ石油、コスモ石油マーケティング、SAFFAIRE SKY ENERGYの3社はこのほど、持続可能な製品の国際的な認証制度のひとつであるISCC CORSIA認証およびISCC EU認証を取得した。SAF製造拠点としての同認証取得は国内初。
同認証の取得により、レボインターナショナルによる廃食用油の調達からSAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)およびバイオナフサの製造・保管およびSAFのエアライン等需要家への供給に至るまでのサプライチェーンを構成する一連の企業が同認証を取得したこととなる。
これにより、日本において国際認証を受けた国産のSAFおよびバイオナフサの供給が可能となる。
3社の各認証サイトにおいて、バイオマスや再生原料由来の誘導品や製品群を認証制度に基づいたマスバランス方式により割り当て、ISCC認証製品として取り扱っていく。
○【ISCC認証に関する同社グループ一覧】
3社は今後も脱炭素化ならびに循環型社会の実現を重要なテーマと認識し、持続可能な製品の社会実装に貢献していく。
コスモ石油はISCCの最新の規定に則り、ISCC CORSIA、ISCC EUおよびISCC PLUS要求事項に準拠することを約束し宣言。また、コスモ石油マーケティングおよびSAFFAIRE SKY ENERGYは、ISCCの最新の規定に則りISCC CORSIAおよびISCC EU要求事項に準拠することを約束し、宣言する。
○【国内初の国産SAF大規模生産事業について】
コスモ石油は日揮ホールディングス、レボインターナショナルと共同で、国内における廃食用油の収集からSAFの製造・輸送・供給に至るまでのサプライチェーン構築に向けて事業化検討を進め、2022年に新会社SAFFAIRE SKY ENERGYを設立した。
SAFFAIRE SKY ENERGYは国内で発生する廃食用油のみを原料とした年間約3万キロリットルのSAFの供給を目指している。
現在、コスモ石油堺製油所(大阪府堺市)内においてSAF製造装置の建設を進めており、2025年初頭の供給開始を見込んでいる。なお同事業は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)より採択を受けた助成事業だ。
(エボル)
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