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「お小遣い 年収の壁と 妻の壁」 - Job川柳、受賞作品を発表

マイナビニュース / 2025年1月16日 17時10分

画像提供:マイナビニュース

Job総研は、「はたらく社会人の本音」をテーマに「第3回 Job川柳」を実施し、全253作品から最優秀賞を含む受賞作品を経済・社会部門に分けて決定した。

「第3回 Job川柳」では、「給料で 今日は贅沢 明日節約」が最優秀賞受賞作品に選出された。

長期間に渡る賃上げ・物価高問題は、2024年においても1年を象徴するトピックの1つとなった。このような状況で、"贅沢"という特別感を望む本音がある一方で、"節約"を余儀なくされている現実との対比が、2024年の社会人の苦労や生活の実態をうかがわせる内容となっており、2025年のはたらく社会人の本音を表す作品として選出された。

経済部門受賞作品では、共通して賃金や物価高にまつわる社会情勢を反映させた作品が選出された。賃金は上がっているものの物価高の勢いは2024年においても止まず、社会人の生活に大きな影響を与えたことから、日本経済の記憶や記録にも新しい問題になっているという。

金賞作品には「お小遣い 年収の壁と 妻の壁」が選出された。自身のお小遣いを握る妻の壁を、昨今注目が集まる"103万円の壁"と並べた構成により、社会人の金銭事情が社会情勢における不自由度とともにリアルに表現されている。

銀賞作品の「なつかしき ランチタイムに ワンコイン」は、気軽に食べることができた時代からの変化を表している点が、社会人のリアルを反映しつつ、共感を呼ぶ作品として選出された。

銅賞作品の「はたらけど 野菜が食えん 米食えん」は、令和の米騒動や猛暑による野菜の値上がりなど、物価高が"食"という身近な実生活に影響している状況を、社会情勢とともにユーモアな表現で構成された作品として選出された。

社会部門では、2024年に話題になった「政治」「ハラスメント意識」「管理職」にまつわる作品が選出された。2024年は、社会人の"生活"に大きく関わる都知事選や総裁選が行われただけでなく、流行語大賞に「ふてほど」が選ばれるなど、世代ごとのハラスメント意識により"職場コミュニケーション"の価値観が見直されるきっかけも生まれた。

加えて、若者や女性が管理職を希望していない実態も明らかになるなど、さまざまな立場から見る社会問題に本音が集まっている。

金賞作品の「派閥知る 初めは様子見 どこにつく」は、総裁選や裏金問題など、社会人の注目を集めた"政治"が職場でも行われている様子が"派閥"というワードから想起され、戸惑いとともにリアルを感じさせる内容として選出された。

銀賞作品の「気にしすぎ 距離感迷子の うちのボス」では、多くの〇〇ハラが登場した2024年の情勢を踏まえ、ハラスメントを意識しすぎる上司が部下からの客観的な視点および、"迷子"というユーモアな表現によって描かれている様子が、社会性や共感を呼ぶ作品として選出された。

そして銅賞作品の「管理職 なれないつらさと なるつらさ」では、管理職になりたくない若者や女性が増加していると言われる中、実際の管理職の立場としての本音が描かれた。"成れない"と"慣れない"つらさも経験した上で、現在は"成れた"つらさを感じている様子が社会性や管理職層の共感を呼ぶ作品として選出された。
(蒲生杏奈)

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