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伊藤健太郎、主演ドラマMVに登場「心が救われるような部分があるのでは」

マイナビニュース / 2025年1月16日 10時21分

――今回MVの監督が、『未恋』の脚本も書いているカンテレ局員でしたが、いかがでした?

ドラマ撮影では監督ではなかったのですが、「監督がやりたい」とずっと現場で言っていたので(笑) 今日が楽しみでした。現場を仕切って引っ張ってくださったので、ステキなものができているのではないかなと思います。
○■リュックと添い寝ごはん 松本ユウ (Vocal&Guitar)

僕らにとって初めての試みである、ドラマ主題歌。

伊藤健太郎さん主演のドラマ『未恋~かくれぼっちたち~』のお話をいただき、詞も曲もドラマのために書き下ろした一曲です。

ドラマのテーマである”孤独”は、寂しさと違って、ただただ心の中の自分と対話する瞬間で、誰にも会いたくない瞬間。
人間の繊細な心や、積もり積もるもどかしい感情の証のようなものだと思う。

日々悩み、懸命に生きているがゆえに感じるものだとしたら、孤独って、決して悪いものではないんじゃないか。

一般的にネガティヴなイメージが付き纏う孤独を、僕は真っ直ぐに肯定して、前を向いて強く生きようとする、心に灯火が灯るような歌を歌いたい。

自分の思いをひとつひとつ整理していったら、スッと楽曲制作が進み始めました。

サウンドアレンジは、Electric Light Orchestra「Mr. Blue Sky」のような、明るくもどこか哀愁の漂う楽曲を目指して、今回も高校の部活動時代から僕らを見てくれている宮田“レフティ”リョウさんと共に作業しました。

僕が中学生の頃、星野源さんの「夢の外へ」を聴いた時に感じた "ネガティヴな感情を肯定してくれる"感覚、明るいサウンドの中で心の淵の不安や葛藤を歌いながら希望を感じさせてくれたあの感覚を、今回どうしても込めたかった。そんな想いを、バンドサウンドと初の試みとなったストリングスアレンジで表現してみたら、求めていた哀愁感がグッと増して、この楽曲のゴールが見えました。
宮田さん、今回も素敵なアレンジを丁寧に施していただき、本当にありがとうございました。

「灯火」が、あなたの心を照らす一曲になりますように。
○■中林佳苗氏

――「灯火」を聞いて感じたことを教えてください

ネガティブにとらえられがちな“孤独”を優しく肯定するステキな曲だなと、聞けば聞くほど思います。作詞・作曲された松本ユウさんが「孤独を手にできる気持ちが大事」と話されていたのが、個人的にすごく胸に刺さりました。きっと孤独としっかり向き合って、向き合い続けたからこそ生まれたぬくもりのある曲なんだろうなと感じます。

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