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老舗企業倒産、過去最多 - その要因は?

マイナビニュース / 2025年1月16日 18時3分

画像提供:マイナビニュース

帝国データバンクは1月16日、老舗企業倒産に関する調査結果を発表した。

今回の調査は、創業・設立から100年以上の業歴を有する企業を対象にしたもの。老舗企業の倒産は、2024年に145件発生した。前年の96件から約1.5倍に急増し、リーマン・ショックが起きた2008年を大幅に上回る高水準に達したという。

業種別にみると、「小売業」(43件)が最も多かった。「スーパーマーケット」(5件)を筆頭に、「百貨店」(2件)も含めた大型商業施設が相次いで姿を消した。さらに「呉服小売」(4件)、「料亭」(3件)など昔ながらの業種も目立つ結果に。

また、「製造業」も42件と高水準である。郷土料理や加工品などを手がける「水産食料品製造」(4件)のほか、2024年12月にユネスコ無形文化遺産として日本酒や焼酎など「伝統的酒造り」が登録された「清酒製造」(4件)、地元の銘菓を扱う「生菓子製造」(3件)や「米菓製造」(3件)などがあった。小売業と製造業の2業種で、全体の約6割を占める結果に。

また、倒産要因ではほとんどが「販売不振」(124件)であった。加えて、物価高や後継者難など、昨今鮮明になりつつある経営リスクが直撃したケースも数多く確認されたという。
(上和田美紅)

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