木戸大聖、誕生日にミルクレープのホールケーキに感動「好きなケーキがより好きに」

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俳優の木戸大聖が16日、東京・渋谷のNHKで行われた夜ドラ『バニラな毎日』(1月20日スタート 総合 毎週月～木曜22:45～)の試写会に、主演の蓮佛美沙子をはじめ、永作博美、チーフ演出の一木正恵氏とともに出席した。

同名小説を原作とする本作は、大阪の小さな洋菓子店の厨房で、五感を刺激するお菓子の魔法がささやかな幸せを生み出していくスイーツ・ヒューマンドラマ。パティシエとして洋菓子作り一筋に生きてきた白井葵(蓮佛)が、料理研究家・佐渡谷真奈美(永作)に巻き込まれて始まったお菓子教室で、心に痛みを抱えた人たちと出会い、自分自身を見つめ直していく。

木戸が演じるのは、数年前まで大人気バンドのボーカルとして活躍していた金髪のロックミュージシャン・秋山静。美しいチョコレートケーキ「オペラ」を作りたいとお菓子教室に現れる。

木戸は「僕は2週から登場させてもらって、監督が『1週目とはまた違う風が吹いた』とおっしゃっていただいて、2週目から参加する静としてはうれしかった」と述べ、「各週ごとに出てくるキャラクターによって、同じ厨房のセットにいるのに何か色が違ったり、その週ごとにテーマとなるお菓子が出てきて回を彩ってくれて、そんな風にコロコロ変わって、最終的に温かみのある素敵なドラマになっていると思います」と魅力を伝えた。

お菓子にまつわる思い出を聞かれると「顔合わせのときに『僕はミルクレープが大好きです』って言ったら、ちょうど撮影時期に僕が誕生日を迎えて、キャストの皆さん、スタッフの皆さん、製菓指導のチームの方々が作ってくれたミルクレープのホールケーキが出てきて、『ホールケーキのミルクレープってあるんだ!』ってすごい感動して。プロの方たちが作ったミルクレープは、今まで食べて中ではなかったぐらい本当においしくて、撮影頑張ろうって(笑)。好きなケーキがより好きになった時間を過ごせました」とうれしそうに話した。
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