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今年の受験生、コロナ禍の受験生以上に「体調管理への不安」高まる

マイナビニュース / 2025年1月17日 10時53分

画像提供:マイナビニュース

明光ネットワークジャパンとキリンホールディングスは1月15日、「受験本番期における体調管理に関する調査」の結果を発表した。調査は2024年12月19日〜23日、感染症時代の受験経験者400名および今年の受験予定者200名、感染症時代の受験経験者の親300名を対象にインターネットで行われた。

感染症時代の大学受験生に、受験本番期当時(12月〜2月)の健康対策意識について聞いたところ、80.5%が「意識をしていた」と回答した一方で、58.0%が「受験本番期を元気に過ごせなかった」と回答。また、試験本番当日の自身の体調について「万全だった」と感じる受験生の割合を調べてみたところ、健康対策意識をしていた人は57.5%と半数を超えているのに対し、健康対策を意識していなかった人は46.7%と、10%以上の差がつく結果に。

さらに、感染症時代の大学受験生および家族に、「受験に向けた健康対策について、もっとできることがあったと感じますか?」と質問したところ、59.5%が「あった」と回答。特に、「不規則な習慣を繰り返していたので、バランスの取れた食事や十分な睡眠をとればよかった」「メンタルが病まないように、定期的に人と喋る」といった受験生の声に加え、「家族全員が常にマスクを着用する」「免疫を落とさないために食事の内容を健康的なものに見直すべきだった」「栄養管理や睡眠の質の向上を考えてあげればよかった」といった家族の声も多く寄せられた。

次に、今年の大学受験生に対し、感染症による受験への影響に関して不安に感じているかを聞いたところ、86.5%が「不安を感じている」ことが明らかに。具体的には、「この日のためにずっと勉強したのに受けられなかったら悔しい」「電車に乗るのが不安で、周りに咳やくしゃみをしている人がいるとうつされないか不安」「今後の将来に関わってくるので、もし自分が感染して、他の人に、うつしてしまったら申し訳ない」など、さまざまな声が。

また、今年の大学受験生と感染症時代の大学受験生を対象に、受験本番期の自身の体調管理について不安である(不安であった)と感じるかを聞くと、今年の大学受験生は、78.5%が「不安を感じる」と回答し、コロナ禍を超える水準であることが明らかに。コロナ流行後、最初の受験期となった2021年では63.0%だったが、2024年には50.0%まで減少。しかし、2025年に78.5%と一気に増加しており、複数の感染症が同時に流行する“感染症ドミノ”も多発している今年は、コロナ禍以上に体調管理への不安が高まっていることがうかがえた。

次に、受験本番期の「免疫のケア」に対する意識についてうかがったところ、今年の大学受験生の79.5%が「受験本番期の方が、そうでない時期よりも免疫のケアを意識している」と回答。過去4年間の大学受験生の回答と比較してみると、昨年まで下降傾向にあった「免疫のケア」意識は、感染症も流行する今年、急速に高まっていることがわかった。
(CHIGAKO)

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