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東京23区で「健康で文化的な住生活を送るのに必要不可欠な広さ」の家賃は? 必要な手取り月収も判明

マイナビニュース / 2025年1月20日 8時23分

画像提供:マイナビニュース

LIFULL(ライフル)が運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」はこのほど、国土交通省が単身者における「健康で文化的な住生活の基礎として必要不可欠な住宅の面積に関する水準」として提唱する「25㎡」に関する東京23区の家賃相場について発表した。

同調査における家賃相場は、2024年1~12月、2023年1~12月、2022年1~12月の期間、LIFULL HOME'Sに掲載された築30年以内、駅徒歩10分以内、25㎡のアパート・マンションの賃貸物件の賃料(中央値)。管理費・駐車場代などを除く。

2024年にLIFULL HOME'Sに掲載された25㎡の物件の家賃相場を調査した結果、東京23区の家賃相場は13万7,000円となり、前年比109.6%(+1万2,000円)、前々年比115.1%(+1万8,000円)と、年々上昇傾向にあることがわかった。

賃貸物件選びにおいて、家賃は「手取りの3分の1以内」が目安とされているが、どのくらいの収入が必要となるのかランキングを作成した。最も家賃相場が低い葛飾区(9万2,000円)の場合で27万6,000円、最も家賃相場の高い渋谷区・港区(18万7,000円)の場合で56万1,000円の手取りが必要になる計算となる。

同社によると、家賃を抑えつつ広さを確保するには、築古物件も視野に入れる、駅徒歩を15分に広げる、23区外や近隣県も探す、人気の駅から1~3駅隣に目線をずらすなど、住まい探しのやり方を少し変えてみることが必要だという。広さを優先するかは個人で異なるため、25㎡はあくまで目安として、自分にとって納得できる住まい探しをすることが大切とのこと。
(フォルサ)

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