犬頭(上川隆也)は“犬の化身”なのか!? 独特のしぐさが加速する『問題物件』第2話

今回も、柄の悪い男たちに歯をむき出してかかって行ったり、クンクンとにおいをかいで、事件解明の糸口をつかんだりする犬頭。はたまた犬の散歩をうらやましそうに見るシーンも。ネット上では早くも犬頭の正体が話題になり、「犬の生まれ変わり?」というコメントも上がっている。さらにエスカレートしているその「犬らしい」しぐさは、どれも愛嬌があり、微笑ましく、次はどのようなしぐさが見られるのか？と期待を持たせ、つい目で追ってしまう。犬頭の突飛な行動にも注目したい。

同じ水10ドラマの前作『全領域異常解決室』では、ドラマの中盤で藤原竜也演じる興玉が「僕は神です」と告白するシーンが登場した。今回も犬頭が「私は犬です」または「私の前世は犬です」と告白するシーンがひょっとして見られるか？ 一方で、今回は華麗なアクションシーンも披露。これには恵美子も呆気(あっけ)にとられる。犬頭の正体はなかなか奥深いようだ。

○犬頭・犬太・雅弘…その関係とは

「私なぜか犬には好かれるんです」と自ら話す恵美子。室長・雅弘の愛犬・犬太も、早くも恵美子にはなついている様子だ。そして、自身を名前だけの室長だという雅弘を恵美子は頼り、その仕事ぶりに感謝の意を述べる。犬太にしか笑顔を見せない雅弘だが、恵美子にも心を許し始め…。

犬頭の正体ももちろん気になるが、同じ色の衣装を纏(まと)う犬太。この意味とは？ そして犬を敬い、「犬ファースト」という共通の意識を持つ犬頭と雅弘。2人には何か関係があるのだろうか…。
（佐々木順子）