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日産京都校と中国・重慶市の公立専門学校が連携協定 - グローバルに活躍できる自動車整備士を育成

マイナビニュース / 2025年1月21日 7時55分

画像提供:マイナビニュース

日産グループの学校法人日産学園 専門学校日産京都自動車大学校(日産京都校)は1月16日、中国・重慶市の公立専門学校重慶能源工業技師学院(重慶学院)と連携協定を締結したと発表した。グローバルに活躍できる自動車整備士を育成することが目的だ。

同協定にあわせて、日産の中国における合弁会社である東風日産乗用車公司(DFN)は、重慶学院に「シルフィ」と「パスファインダー」を実習車両として寄贈し、同日に車両寄贈式典を重慶学院で行った。

○自動車業界で幅広く活躍できる整備士を育成するプログラムを開始

現在、自動車業界においては、電動化やコネクテッド化、スマート化などの技術革新が進む一方で、国内外を問わず、整備士の不足が深刻な課題となっている。

今回、中国の自動車産業が集積する重慶市の公立専門学校と日産グループの自動車整備専門学校が提携し、自動車業界で幅広く活躍できる整備士を育成する最大7年半の育成プログラムを開始することとした。

参加する学生はまず、プログラム期間中に国家整備士資格を取得可能なレベルの知識や技術を習得。プログラムを修了した後は、日本の日産販売店で整備士として働く機会が提供され、整備士不足の課題解決に貢献することが期待される。

プログラムの具体的な内容は、以下の2ステップとする予定だ。
○【ステップ1】

重慶学院の自動車科に設置された日産コースで、3年間から4年間をかけて自動車整備の基礎知識と日本語を習得。日産京都校がカリキュラムの作成を全面的にサポートし、日産京都校の教員による授業や日産京都校を見学する機会なども提供する。
○【ステップ2】

重慶学院で日産コースを修了した後は、日本で半年間の語学研修を行い、日産京都校の国際オートメカニック科へ転入してさらに3年間学ぶ。日産京都校においては、整備専門学校ならではの充実した教育環境や最先端の実習車を通じて、電気自動車の整備資格や国家二級自動車整備士の資格取得を支援し、即戦力となる整備士を育成する。

今回の連携協定は、日産京都校の「グローバルで活躍できる学生を確保したい」というニーズを、日本語教育や日本への留学斡旋に実績のある重慶市の重慶小森外語培訓学校がサポートすることで実現した。

また、同協定にあわせてDFNは、同社の「共に価値を作り、共に福祉を求める」というミッションに基づく地域社会への貢献と、学生の日産ブランドと日産車に対する理解の向上を目的として、重慶学院に実習車両として「シルフィ」と「パスファインダー」を寄贈した。

日産の常務執行役員兼DFN総経理の關口勲氏は、「重慶学院と日産京都校との連携協定やDFNからの車両寄贈により、自動車整備士を目指す学生の育成に貢献できることを嬉しく思います。日産はこれからも国内外の自動車整備士の育成をサポートし、自動車業界の持続可能な成長に貢献していきます」と述べた。
(エボル)

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