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年間の学費は1000万円超え!? それでも日本の富裕層に海外の「全寮制学校」が人気なワケ

マイナビニュース / 2025年1月24日 10時30分

全寮制学校では、スポーツや課外活動、寮内での役割分担を通じてリーダーシップを発揮する機会があります。例えば、寮長やグループリーダーとして責任を持つ経験を通じて、問題解決力や組織を率いるスキルを身に着けられます。
○4. 国際感覚と異文化理解

世界中から集まる子どもたちとともに学び生活するため、異文化理解や国際的な視野が自然と身につきます。特にスイスではその傾向が強いと言えるでしょう。多国籍な人種が集まる環境下では、グローバル社会での成功に直結する貴重な体験を得られるでしょう。
○5. 自己表現力と創造力

演劇、音楽、アートなど、多様な課外活動が提供されるため、生徒は自己表現の機会を多く得られます。創造力を発揮し、自分の可能性を追求する場としても全寮制学校はふさわしいでしょう。
■考慮すべきデメリット

全寮制学校の特徴や、そこで身につくことについてご紹介しましたが、全寮制学校入学によるデメリットも考慮する必要があります。入学を考える際は、次のような側面も理解しておきましょう。
○1. 親子間の距離が生じる

全寮制学校では子どもが長期間親元を離れて生活するため、家族との時間が制限されます。特に成長期の子どもにとって、親との対話やサポートが減ることで感情的な距離感を生む可能性があります。しかしながら、近年テクノロジーが発展したことで、ビデオ電話などはできるでしょう。また、学校の長期休暇に家族のきずなを深めることも可能です。
○2. 高額な費用

全寮制学校の多くは学費や寮費が高額です。例えばスイスのボーディングスクールでは、年間で数千万円に達する場合もあり、富裕層でなければ留学が難しいでしょう。また、渡航費や休日中の滞在費用など、追加費用があるため、家庭に大きな経済的負担がかかります。こちらは後ほどより詳しく説明します。

○3. 社会的・文化的適応の難しさ

国際的な環境に置かれることで、異文化への理解が深まる一方で、文化的な違いや言語の壁に直面し、ストレスを感じる生徒もいます。特に英語が十分に話せない生徒や、親元を離れることに慣れていない留学生にとっては、初期適応が困難となる場合があります。
○4. 集団生活による課題

寮生活では他の生徒との協調が求められるため、プライバシーが制限されることがあります。また、人間関係のトラブルが発生する可能性もあり、これが学業や精神面に悪影響をおよぼすことが考えられます。
○5. 学業や生活へのプレッシャー

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