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2スロット厚に凝縮、スリムになった「NVIDIA GeForce RTX 5090 Founders Edition」を開封!

マイナビニュース / 2025年1月20日 23時0分

画像提供:マイナビニュース

NVIDIAが2025年1月6日に発表した新GPU「GeForce RTX 50シリーズ」。新アーキテクチャ「Blackwell」を採用し、最大3フレームのマルチフレーム生成によってゲームのフレームレートを大幅に向上させる「DLSS 4」に対応、深層学習用のTensorコアや動画エンコーダーのNVENCも世代が進化した他、PCI Expressも4.0から5.0へと帯域幅が倍増するなど、多くの進化点がある。

詳しくは『「NVIDIA DLSS 4」はGeForce RTX 50“以前でも”効く、超解像はCNNモデルからTransformerモデルへ』や『「NVIDIA GeForce RTX 50」シリーズ発表、RTX 5070はベストケースでRTX 4090超えへ』で確認していただきたい。

今回、GeForce RTX 5090 Founders Editionを入手することができたので、さっそく開封していきたい。なお、残念ながらこれまでと同様にFounders Editionは日本で発売されないと見られる。

仕様は以下の表の通りだ。

GeForce RTX 5090 Founders Editionのパッケージは、価格の割にシンプルな段ボールだ。側面にある「PULL」という部分を引っ張ると開封できる。価格の目安はドルで1,999ドル、日本円では39万3,800円からと、前世代最上位モデルのRTX 4090(発表時29万8,000円)から大幅に高価になっている。開封するだけでも緊張する。

PULLをすべて剥がすとフタが持ち上がるようになる。その中には「GEFORCE RTX 5090」と書かれたクリーム色の箱がさらに入っていた。段ボールの「<>」の部分を左右に倒すと、内箱を取り出せる。

クリーム色の箱を取り出すと、さらに小さな箱が格納されているのが見える。小箱には簡易的な説明書と、最大600Wを供給可能な補助電源コネクタ「12V-2×6」を従来のPCI Express 8ピン×4基に変換するためのケーブルが入っていた。

主役のクリーム色の箱に戻ろう。上下にある「」の部分を引き抜くとフタを外せるようになる。フタを取ると、いよいよGeForce RTX 5090 Founders Edition本体とのご対面だ。デザインはこれまでのFounders Editionを踏襲したシンプルなもの。カラーリングはブラックを基調としており、GeForce RTX 4080 SUPER Founders Editionに近かった。

ここからは、GeForce RTX 5090 Founders Edition本体を見ていこう。カード長は筆者の実測で304mm、高さはカードだけだと122mm、カードを固定するための金具まで含めると149mmだった。驚くべきは、2スロット厚と薄いこと。GeForce RTX 4090 Founders Editionは3スロット厚だったので、だいぶコンパクトになった印象だ。

極めて大きな消費電力で動作することもできるため、冷却性能も気になるところ。ファンは表に2基備わっている。基板が小さいため、どちらも背面側にエアフローが抜ける作りになっている。

と、ここまでがGeForce RTX 5090 Founders Editionの開封だ。パフォーマンス検証については近日中にお届けできるだろう。DLSS 4のマルチフレーム生成が実際にどこまでフレームレートを伸ばせるのか楽しみだ。
(芹澤正芳)

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