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カシオ、「MR-G」に青墨モチーフでラバーバンド採用の「MRG-B2100R」

マイナビニュース / 2025年1月20日 19時47分

画像提供:マイナビニュース

カシオ計算機は1月に、「G-SHOCK」の最上位ライン「MR-G」シリーズの新製品として、「青墨」をモチーフとし、フッ素ラバーバンドを採用した「MRG-B2100R」を発売する。価格は550,000円。

モチーフとした「青墨」は、究極の強さと美しさを追及するMR-Gの信念を、禅の精神性に重ね合わせ、そのゆるぎない心象イメージを表現したもの。文字板にはネイビーブルーの蒸着を、外装の一部にはブルーIP処理を施している。このブルーがDLCコーティングによるブラックと調和し、静謐で深みのある印象を醸し出している。

「MRG-B2100」シリーズの他のモデル同様、外装は八角形ベゼルのフルメタル。トップベゼルには純チタンの約4倍の硬度で、プラチナと同等の輝きを持つとされる「COBARION」を採用している。ベゼルを27のパーツに細分化することにより、歪みのない鏡面を生み出すザラツ研磨など、複雑な造形の隅々まで熟練職人の手による高品位な研磨処理を行っている。

ケース/裏蓋/りゅうずには64チタンを使用。ベゼル各パーツとケースの間には緩衝体を組み込み、モジュールへの衝撃を緩和するマルチガードストラクチャーを採用。厳しい耐衝撃基準をクリアしている。りゅうずユニットも保護パーツが組み込まれた「MR-G」独自のクラッドガード構造を小型化したもので、ロック時に「MR-G」の刻印が常に水平をキープする特殊な構造となっている。ガラスは傷に強く透明度が高い反射防止コーティングサファイアガラス。

バンド素材は適度なしなやかさ/肌触りのよさと高い耐久性を兼ね備えるフッ素ラバー。チタン合金バンド採用モデルに比べて、12g軽量となっている。ケースとの嵌合部にチタンパーツをインサート成形し、三つ折れ式の中留にもチタン素材を使用することで、強度を高めている。表面にはショックレジストマーク、裏面にはレンガパターンのテクスチャーをあしらった。

文字板はこれも他の「MRG-B2100」シリーズと同様、日本伝統技術の「木組」から着想を得たデザイン。格子状の文字板のすき間を通った光が文字板の奥でソーラー発電を行う。2つのパーツを精緻に組み合わせた12時位置のインデックスなどの高精度が求められる加工は、山形カシオの微細加工によるものだ。

機能面では、Bluetooth搭載/電波ソーラー、暗所での視認性を確保するスーパーイルミネイターなどを搭載する。その他の主な仕様は下記のとおり。

ケースサイズ:H49.5×W44.4×D13.6mm

質量:110g

ケース・ベゼル材質:チタン/コバリオン

バンド:樹脂バンド ワンプッシュ三つ折れ式中留

防水性:20気圧防水

構造:耐衝撃構造(ショックレジスト)、耐磁時計(JIS1種)

使用電源:タフソーラー(フル充電からの駆動時間約5カ月)

ガラス:内面反射防止コーティングサファイアガラス

表面加工:DLC処理

バンド装着可能サイズ:145~215mm

その他機能:モバイルリンク、自動時刻修正、簡単時計設定、タイム&プレイス、時計ステータス表示、セルフチェック、携帯電話探索、ワールドタイム、ストップウオッチ、タイマー、時刻アラーム、LEDライト(スーパーイルミネーター/残照機能付き)、フルオートカレンダー、針位置自動補正、パワーセービング、日付・曜日表示など
(大塚洋介)

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