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ワクワク体験で幼少期から発想力を伸ばす、鹿児島県錦江町のふるさと納税寄附金の使い道とは?

マイナビニュース / 2025年2月6日 8時0分

画像提供:マイナビニュース

九州最南端の鹿児島県大隅半島南部に位置する錦江町(きんこうちょう)は、海・山・川などの豊かな自然が残るまち。

農業・水産業・畜産業がまちの基幹産業であり、野菜をはじめ、果物や肉、魚などの高質な「食」を生産。全国的にも有名な焼酎「魔王」や、牛や豚の畜産物、錦江湾で養殖された魚、クラシック音楽を聴き育ったブドウやマンゴーなどが、返礼品として提供されています。

そんな錦江町では、ふるさと納税の寄附金を6つの使途に充てており、今回はその中から「子どもなど将来の社会の担い手の育成に関する事業」の「STEAM教育」という取り組みを紹介します。「未来の新しい価値を創る当事者」を育む学びとは、一体どのようなものなのでしょうか。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が注目する寄附金の使い道について紹介していきます。

今回は、「STEAM教育」という錦江町のふるさと納税寄附金の使い道について詳しく調べてみました!
○錦江町のふるさと納税寄附金の使い道「STEAM教育」について

・対象年度:令和6年度
・対象使途:STEAM教育
・対象事業:子どもなど将来の社会の担い手の育成に関する事業
・その事業に費やした総費用:120万円
・総費用のうち寄附金活用額:120万円

錦江町では深刻な少子高齢化問題を真摯に受け止め、子どもや孫たちに希望あふれる未来を渡していくため、平成28年度にまちの総合戦略を抜本的に見直しました。地方創生事業の柱を「未来づくり」に大きくシフトして始まったのが「錦江町『MIRAI』づくりプロジェクト」です。

まちが目指す未来は、以下の4つです。

住民や移住者が、明日への希望を持ってビジネスや地域づくりにチャレンジできる町
住民と移住者が一緒になって、世界で勝負できる価値創造型ビジネス創りや新たな集落支援活動にチャレンジできる町
なりたいもの、やりたいことがある子どもたちが、夢にチャレンジできる町
町民が胸を張って「錦江町に住んでいる」と誇れる町。誇りとワクワク感に満ちた希望の「MIRAI」が想像できる町

これらの未来に向けて、同町では「『土台』づくり」「『しごと』づくり」「『なかま』づくり」「『ひと』づくり」「『新しい絆』づくり」の5つをプロジェクトの柱として掲げています。

その中の「『ひと』づくり」は、子どもたちや若い世代を対象とした最新技術を体感できるワークショップや高齢者の方々による個規模ビジネスの起業方法を学べる機会など、年齢性別を問わず、それぞれが強みを生かした未来づくりを目指せる場を作っていく事業。
STEAM教育は「未来の新しい価値を創る当事者」を育む学びのことで、「錦江町の子どもたちが自ら考え、創り上げていく発想力を養ってほしい」という熱い想いのもと、さまざまな取り組みを行っています。

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