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山田祥平のニュース羅針盤 第473回 スマホで何でもできる時代、FMVがPCに見出した新しい価値

マイナビニュース / 2025年1月21日 12時47分

また、ブランドマネージャーには同社の堀志織氏 佐藤快氏が着任、2022年にGOOD CAMPUS LIFE Projectをスタートした。

そして、それに加えて3名の若手が2023年にプロダクトマネージャーに着任し、社長直下で製品作りが始まった。

高校生だったそれまではほとんど興味をもたれない存在のパソコン。なんだか難しいですませてきたムードが強い。なのに大学への入学で突然必要になるのがパソコンだと若い彼らはいう。

それを「心地よい」に対象に感じてもらえるように随所をこだわる。確かにスマホで何でもできるが、それでもがんばる時間を支えるのはパソコンだ。がんばる時間を心地よい時間にするのがNote Cだと彼らは考えた。

ノイズレスデザインを狙い、静かで快適なパソコンを実現したいと考えた。多くの大学生は買ってから後悔するのがファンの音なのだという。十分な性能を引き出すには冷却が重要だが、でもうるさいのはカンベンというわけだ。

また、大学生はサブディスプレイを使わないということで新規アプリの提供でウィンドウの切り替えなどの便利を実現した。
○キャンパスライフ専用のアウターも。PC作業のモヤモヤ解消

現役大学生の調査をするなかで、令和の大学生は忙しいという感覚をいつも抱え、それでも遊びよりも勉強を優先し、アルバイトに時間を使うらしいことがわかった。

大学生はパソコンに対するモヤモヤに正面から向き合っている、そんな令和大学生の「モヤトリアム」を解消する新たな支援ができる企画として、早稲田大学の繊維研究会とキャンパスライフ専用の「CAMPUS WEAR」を共同開発するなどの活動も進行している。

パソコンは差別化が難しい。Windowsパソコンであれば、プロセッサで処理能力が決まり、ディスプレイサイズとメモリの量が作業環境を担う。だからこそ、魅力ある製品となるためにはその「見かけ」は重要だ。

特に、大学生は見かけでパソコンを選ぶといってもいい。それで得られる心地よさ、持っていてうれしい所有感こそが、新生FMV第一弾の狙いだ。だが、あくまでもこれは第一弾である。FMVの刷新は始まったばかりだ。

著者 : 山田祥平 やまだしょうへい パソコン黎明期からフリーランスライターとしてスマートライフ関連の記事を各紙誌に寄稿。ハードウェア、ソフトウェア、インターネット、クラウドサービスからモバイル、オーディオ、ガジェットにいたるまで、スマートな暮らしを提案しつつ、新しい当たり前を追求し続けている。インプレス刊の「できるインターネット」、「できるOutlook」などの著者。■個人ブログ:山田祥平の No Smart, No Life この著者の記事一覧はこちら
(山田祥平)



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