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谷繁元信、中日の投手陣が抱えている課題指摘「やっぱり…」

マイナビニュース / 2025年1月21日 17時30分

画像提供:マイナビニュース

元プロ野球選手で野球解説者の谷繁元信氏が昨年12月29日、YouTubeチャンネル『伊東勤の110チャンネル』で公開された動画「(4)【シーズン最下位】古巣球団の結果に感じる事/谷繁さんが注目する若手捕手とは?」に登場。中日の投手陣が抱えている課題を指摘した。

○中日の投手陣が抱えている課題を指摘

中日について語る流れで、伊東勤氏が「一応、立浪監督が3年間やったゲームをずっと見てたんだけど、キャッチャーに限らず、いろんなポジションを入れ替わり立ち回り使ってて、結局成長できなかったっていうのがこの3年間だったもんで。投手力はいいじゃないですか、中日も」とコメント。

すると、谷繁氏は「そうですね。今年はちょっと先発があんまり良くなかったんですけど、後ろはなんだかんだ」と中継ぎ・抑え陣の奮闘は評価しつつ、「その中でも、やっぱり先発がもうちょっとバンテリン以外で、もう少し防御率を落としていかないといけないなと思ってます」と、本拠地以外での先発防御率の改善が必要だと指摘した。

続けて、谷繁氏が「僕らの時もあったんですよ、現役の時も。どうしても広いじゃないですか、バンテリンが。だから、横浜行ったり神宮行ったり東京ドーム行った時に、やっぱりちょっと変わってくるんですよね」と、球場の大きさがピッチングに与える影響を説明すると、伊東氏も「あそこ(バンテリン)ではね、結構大胆に攻められるんだけど、やっぱりビジターに行った時はね、どうしても警戒しすぎて、フォアボールでランナーためてドカンとかっていうケースを。まあ、僕いた時もありましたね。みんなやっぱり投げたがらないよね、外で」とうなずくことに。

また、伊東氏が「逆に裏を返せば、よそのチームもそうだからね」と語ると、これには谷繁氏も「そうなんですよ」と同意。「だから、よそのチームもピッチャーも、バンテリンに来たらめちゃくちゃ打てなくなるんですよ。攻めてくるんでね」「だからチーム打率がね、あんまり上がらないっていうのも、そこもあると思うんですよね」と、打撃低迷の一因にもなっていると解説していた。

【編集部MEMO】
横浜ベイスターズ、中日ドラゴンズ などで活躍した谷繁元信氏。2014年シーズンより中日ドラゴンズ選手兼任監督、2016年シーズンは専任監督を務めた。ベストナイン1回、ゴールデングラブ賞6回、最優秀バッテリー賞4回といった受賞歴のほか、27年連続本塁打および捕手としての試合出場のギネス世界記録、通算3021試合出場の日本プロ野球(NPB)記録なども持つ。
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