ノートPCでモバイル通信し放題、契約手続き不要 KDDIが法人向け通信サービス「ConnectIN」

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KDDIは1月21日、ノートPCにデータ使い放題の5G/LTEモバイル通信機能を内蔵する法人向けサービス「ConnectIN」（コネクティン）を発表した。PCの購入代金に一定期間の通信料金が含まれており、一定期間は通信料支払いの必要なくデータ使い放題で通信できる。契約手続きの必要もない。導入する企業にとっても、モバイルWi-Fiルーターなどの機器を別途用意する必要がなく、使い放題なので通信量を管理する必要もない。生成AIなど安定した通信機能が求められるサービスが増えていることを追い風に、普及を目指す。

Dynabook、レノボ・ジャパン、パナソニック、VAIOなどがConnectIN対応PCの販売を表明している。まずは法人向けに販売するが、PCメーカーによっては個人向けの販売も検討するという。

ノートPCのeSIMにKDDIの通信回線契約を適用し、PC本体で5G/LTEのモバイル通信を可能にするサービス。通信が可能な状態で出荷されるので、別途通信契約を行う必要なく通信ができる。PC本体の代金に通信料金が含まれており、導入企業やユーザーがKDDIに通信料金を支払う必要はない。

通信は使い放題で、使い放題できる期間はPCメーカーが独自に決定する。Dynabookが提供する「dynabook eSIM Startin'」は4年間使い放題で通信できる。

当初は、各PCメーカーともに法人向けの販売に限定するが、一般のコンシューマー向けの販売も想定しているという。KDDIの担当者は「コンシューマー向けモデルの場合、個人の使い方にマッチするpovoを組み込むのもありではないか」と語った。
（磯修）